フェリックス・ローゼンクヴィスト、マカオGP2連覇も将来は不透明
フェリックス・ローゼンクヴィストは、2度目のマカオGP優勝は自分にとって多くの意味があると語る。

スウェーデン出身のフェリックス・ローゼンクヴィストは、1983年にF3規約に変更されて以降、現アウディのDTMドライバーであるエドアルド・モルタラに次ぐ、史上2人目の2年連続でマカオGPを制したドライバーとなった。

「毎回良くなっていると思う。前回の優勝と何かが異なるわけではないけど、とにかく優勝はよいことだ」

「たとえ出来る限りのあらゆる準備をしていたとしても、トラックでまとめなければならないことがある。運も必要だ」

フェリックス・ローゼンクヴィストは、勝利の鍵は序盤のラップでのペースにあったとし、プレマパワーは、そのためにアグレシッブなセットアップを施していたと述べた。

「最初の2周は本当に強かったし、1周目にシャルルに抜かれたけど、快適に彼を抜き返すことができた」

「最後、タイヤが駄目になったし、彼に追いつかれた。ひとつのミスで、彼が優勝していたかもしれない。タフなレースだった」

2位でフィニッシュしたシャルル・ルクレールは「フェリックスは本当に速かったし、前に留まることはできなかっただろう。なんとか追いつくことはできたけど、十分ではなかった」

しかし、9月にF3ヨーロッパ選手権を制し、マカオGPを2連覇したフェリックス・ローゼンクヴィストの将来は不透明なままだ。

フェリックス・ローゼンクヴィストは、ヤス・マリーナで開催されるGP2のポストシーズン公式テストに参加できることを期待しているが、スーパーフォーミュラのテスト参加は失敗に終わり、2011年からF3でサポートを受けているメルセデスのDTMカーのテストも難しいとみられている。

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カテゴリー: F1 / マカオGP