ホンダ
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久が、初陣となるF1オーストラリアGPに向けての抱負を語った。

新井康久 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
「アルバートパークから私たちの新しい時代がスタートすることにとても興奮しています。冬のテストはとても短く、開発したパワーユニットが実際のサーキット環境にどの程度フィットするかを検証するには十分な時間ではありませんでしたが、へレスからバルセロナまで、毎日のように新しいことを学びました。そして、私たちのパワーユニットは日々進化しています」

「アルバートパークは、オーストラリアの自然環境に恵まれた美しいサーキットですが、ストリートサーキットならではの悪路と、それを取り囲む壁がドライバーやクルマにとって大変大きなチャレンジとなります。中速サーキットのため低いギアでの走行も多く、フルスロットル率も高いので、エンジンにとっては厳しい条件です。オーバーテイクポイントも少なく、ブレーキにも厳しいコースなので、ERSの使い方(エネルギー回生、放出のタイミング)にも工夫が必要となります。特にハイブリッドシステムについて、このサーキットの走行データがないので、フリー走行の2日間を有効に使いながら、レースに最適なパワーユニット制御ができるように仕上げていきます」

「私たちは、まずはシーズンスタートのレースにサバイバルし、良い結果を残せるように頑張ります。皆様応援を、よろしくお願いします」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / マクラーレンF1チーム / F1オーストラリアGP