ダニール・クビアト トロ・ロッソ 残留
ダニール・クビアトは、今シーズン序盤は自身の将来に不安を抱いており、トロ・ロッソと契約を延長できたことは第2のチャンスのように感じていると述べた。

トロ・ロッソは22日(土)、2017年もダニール・クビアトがカルロス・サインツとコンビを組むことを発表。

レッドブルで2016年シーズンを迎えたダニール・クビアトは、4戦を終えた時点でトロ・ロッソに降格。

トロ・ロッソに戻った当初はパフォーマンスを発揮できなかったこともあり、ダニール・クビアトはチームに再び自分自身を証明しなければならないと認める。

「このチャンスを得えて、ようやく落ち着くことができて嬉しい。来年は全てがゼロからスタートするからね。新しいクルマ、新しい機会、新しいシーズンだ。なので、もちろん、このチャンスを出来る限りうまく生かすためにベストを尽くするつもりだ。今は全てがはるかにまとまっているしね」とダニール・クビアトはコメント。

ダニール・クビアトは、今シーズン序盤に奮闘している間に自分の将来に不安を持ったと認めるが、自分で流れを変えられたことがレッドブルを自分を続投させることを説得する助けになったと語る。

「シーズン中盤はパフォーマンスがちょっと落ちていた。もちろん、いろいろな理由によってね。その時点では、あのようなパフォーマンスを続けていては、本当にここにいることはできなくなるだろうと感じいた」

「夏休み後に何とかすべてをまとめることができたし、数レースがとても重要だった。なぜなら、レッドブルで信頼を得られれば、それは自分が優秀なドライバーということだからね」

ドライバーに大きなスポンサーを持ち込むことを求めないレッドブルの育成プログラムで、ダニール・クビアトはパフォーマンスが十分に良ければ、シートを維持できることを知って自信を持てたと語る。

「F1では何が起こるか決してわからない。他チームの多くでは来年そこにいたい場合、関連する多くの要因がある。でも、少なくともレッドブルがいるトロ・ロッソでは、良い結果を出して良い仕事をすれば、彼らが僕をキープすることはわかっていた」

「それが夏休み後に僕がやったことだ。パワーユニットの問題などによってとても難しかったし、シンガポールが輝ける唯一のチャンスだった。正直、プレッシャーはかなり大きかった。チャンスに恵まれる場所はここだけだとわかっていたからね。そして僕はそこで結果を出した」

「その後は何度かいい予選ができたし、いつもの自分に戻ったと感じた。それでシートを維持できたので満足している。仕事を楽しみにしているよ」

関連:トロ・ロッソ、ダニール・クビアトの2017年の残留を発表

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ダニール・クビアト / トロロッソ