ケータハム 撤退
F1最高責任者であるバーニー・エクレストンは、崩壊の危機が報じられているケータハムに冷たい反応を示した。

ケータハムは、F1マシンを製造するケータハム・スポーツが破産申請。さらに株式とチームの所有権を巡り、旧オーナーのトニー・フェルナンデスと新オーナーとの間で論争に発展している。

現在、ケータハムのF1マシンは管財人に所有権を有しており、チームがF1アメリカGPに向けてマシンをファクトリーから持ち出すことを拒否している。

「ケータハムはF1から出ていったほうがいいと思う」とバーニー・エクレストンは Sun に述べた。

「物乞いをするような真似はして欲しくない」

管財人であるフィンバー・オコーネルは、ケータハムの株式を買収したとされるエンガベスト(Engavest)について「トニー・フェルナンデスがこのビジネスを売却した相手はそれを賄うだけの資金を有していないのは明らかだ」と Speedweek に述べた。

ケータハムのチーム代表であるマンフレディ・ラベットが、もはやケータハムの運営に関しては自分の手から離れたことを認めている。

バーニー・エクレストンは、今回のケータハムの件には一切関わるつもりはないと断言した。

「誰がケータハムを所有しているのかなど知らない。知りもしないし、気にもしていない」

「ひとつ言っておこう。彼らは自分たちに都合のいいことしか話そうとはしないだろう」

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カテゴリー: F1 / ケータハム