フェルナンド・アロンソ
フェルナンド・アロンソは、F1アメリカGPの5位入賞は“予想外”だったと認める。

鈴鹿では低調な結果に終わったマクラーレン・ホンダだったが、オースティンではフェルナンド・アロンソが5位、ジェンソン・バトンが9位でフィニッシュしてダブル入賞を達成。アロンソは、レース終盤にフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)とカルロス・サインツ(トロ・ロッソ)をオーバーテイクしてみせた。

「予想していなかった結果だ」とフェルナンド・アロンソは認める。

「もちろん、とても良いレースだったし、僕たちにとって非常に良い結果だ。僕たちはキミとフェルスタッペンのDNFからアドバンテージを得た」

「週末を通してペースは良くなかったし、レースでも良くはなかったけど、前のドライバーに近づくには十分だったし、トロ・ロッソとは戦略が違った」

「彼らはソフトを装着していて、僕たちはミディアムを装着したので、僕はの方がタイヤ寿命がよかったし、そこからアドバンテージを得た」

異なるタイヤ戦略によって、フェルナンド・アロンソはレース後半にフェリペ・マッサとカルロス・サインツに迫ることができた。

ウィリアムズはフェリペ・マッサへのオーバーテイクにペナルティを科さなかったことを不服としているが、マッサを仕留めたフェルナンド・アロンソは、限界を迎えたタイヤで素晴らしい走りをしていたカルロス・サインツを射程圏内に捕えた。

「カルロスは、僕とフェリペとは異なる戦略とタイヤを適用していたので、僕たちはカルロスとの差を詰めることができた。僕たちのタイヤはトロ・ロッソのタイヤよりもいい状態にあったので、それをうまく利用した」

「最後の2周は非常に激しい戦いだった。僕たちのマシンの方がスピードがあったので、懸命にオーバーテイクしようとした。トロ・ロッソのマシンはストレートでは遅かったので、DRSを作動させれば、オーバーテイクするのはかなり簡単だった」

「45周にわたってカルロスに追従していたけど、彼は非常にいい、一貫性のある走りをし、ミスをしなかった。従って、2人でいいバトルを繰り広げることができた」

「今日の結果はモチベーションを上げることに繋がるので、5位という結果には満足している。ただ、今日は他チームのマシンが複数リタイアしたおかげでポジションをいくつか上げたし、ここでのレースペースは今週末を通してあまりよくなかった。従って、その理由を理解する必要がある」

関連:【動画】 2016 F1アメリカGP 決勝レース ハイライト

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / ホンダF1 / マクラーレンF1チーム