角田裕毅 「ホンダF1との関係がレッドブルに誤解を与えないことを願う」
角田裕毅は、ホンダとの関係によって、レッドブルとの間に「誤解」が生じないことを願っていると語る。

ホンダは、2026年にエンジンパートナーをレッドブルからアストンマーティンに切り替えることになっており、角田裕毅の将来に疑問が生じている。

23歳の角田裕毅は2016年からホンダが展開する育成プログラム「ホンダ フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」のメンバーだが、現在の雇用主であるレッドブルが誤った印象を持たないことを望んでいる。

角田裕毅はF1ドライバーとして3年目を迎え、いくつかの憶測の後、ダニエル・リカルドとともに2024年のスクーデリア・アルファタウリのシートが確定した。次に何が起こるかについては誰もが推測するところだが、2024年末以降も契約があるレッドブルドライバーはマックス・フェルスタッペンだけとなっている。

角田裕毅は来年も活躍することを望んでいるが、アストンマーティンへの移籍を望んでいるとレッドブルに思われないようにしたいと考えている。

「重要なことは、レッドブルに誤解してほしくないということです。例えば、僕が今アストンマーティンに集中しているなどです」と角田裕毅はカタールでメディアに語った。

「僕はアルファタウリに所属しており、18歳のときからレッドブルに所属しています。僕はレッドブルでのパフォーマスに集中しています。アストンマーティンとかその類のものではないです」

「彼ら(レッドブル)がそういった誤解をしていないことを願っているし、僕の将来を真剣に考えてくれることを願っています」

「僕が他のドライバーよりもいいパフォーマンスを見せれば、彼らがさらに検討してくれることを期待しています」

角田裕毅 F1 ホンダ アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

ホンダにどこでドライブするかに発言権があるかどうかについて、角田裕毅は、自分がパフォーマンスを発揮して限りはそれでいいとの見解を示した。

ホンダとアストンマーティンの契約がレッドブルでの生活を難しくしているのではないかという質問に対し、角田裕毅は「もしそうだとしたら、それは事実ではないので納得できません」と答えた。

「ホンダ側は、僕が成功しさえすれば、どこで走ろうが構わないと言っていると思います」

「彼らは僕が日本人ドライバーとしての成功を望んでいます。もちろん、僕たちが一緒に仕事をして成功すれば、それは幸運なことだけど、結局のところ、彼らはそんなことは気にしていません」

「そこがホンダの好きなところです。彼らはどのチームに所属しているかを気にしていません」

「だから、彼らはアストンマーティンなどに実際に焦点を当てているとは思っていません。彼らはただドライバーとして、裕毅としての僕に焦点を当てて、僕をドライバーとして成功させることをサポートしているだけです」

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / アストンマーティンF1チーム