角田裕毅 「F1マシン内でキレてしまうところを心理学者と改善したい」
角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は、ドライビング中に“脳みそ”が“オーバーヒート”してしまうことがあることを認め、レッドブルが手配した新しいスポーツ心理学者がそれを管理することに役立つことを望んでいると語る。

最近・レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、角田裕毅のスピードを称賛しつつも、F1に2年目の角田が“キレやすい”“問題児”であり、彼のように「誰も怒りを爆発させることはできない」と警告した。

現在11ポイントで16位につけている角田裕毅は、週末のレースでの激しい無線メッセージで有名であり、レッドブルは最近、怒りを抑えるために新しいスポーツ心理学者を招き入れた。

角田裕毅は、F2時代にすでにスポーツ心理学者で働いており、それがF1にステップアップするのに役立ったと語っており、新しい心理学者が彼に「より一貫性」をもたらすことを望んでいると語った。

オーストリアグランプリの週末にヘルムート・マルコのコメントについて質問された角田裕毅は「そうですね、すでにF2で別の心理学者/トレーナーと一緒に働いていました」とコメント。

「本当に満足しています…彼と一緒に仕事をすることは本当に幸せでした。また、彼は僕がF1にステップアップすることができた理由の一部でした」

「彼は、F2時代に一貫して僕のパフォーマンスを伸ばすのを手伝ってくれたと思っています」

「彼ら(レッドブル)は、4レース前から新しい心理学者/トレーナーを雇いました」

「現在、うまく機能しているかどうかはわかりません。うまくいっていれば、(シルバーストンでチームメイトのピエール・ガスリーとの)クラッシュはなかったと思いますが、彼は僕自身についてもっと理解し、僕たちが進むべき方向をもっと理解しなければならないので、もう少し時間がかかるでしょう」

「でも、確かに制限の1つは、車の中でかなり熱くなってしまうことだと思います…特に僕の脳みそはオーバーヒートしやすいです」

「でも、わずかに良くなっている状況はいくつかありました」

「でも、一貫性を高めるには、これらの部分を改善する必要があることは承知しています」

「新しいトレーナーがうまく機能し、将来のためにうまく機能できることを願っています」

他にもマクラーレンのランド・ノリス、メルセデスのジョージ・ラッセルなどのF1ドライバー、MotoGPチャンピオンのファビオ・クアルタラロなど、現在はスポーツ心理学者との仕事についてよりオープンになっている。

角田裕毅 スクーデリア・アルファタウリ

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / スクーデリア・アルファタウリ