角田裕毅 「ホンダF1のラストイヤーなのでタイトルを獲ってほしい」
アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、ホンダF1のラストイヤーとなる今年、レッドブルとマックス・フェルスタッペンとともに彼らがタイトルを獲得することを願っていると語る。

F1トルコGPで、角田裕毅はレース序盤にルイス・ハミルトンを見事なディフェンスプレイでスタートしたが、7回のF1ワールドチャンピオンに抜かれた後、急速に坂を下って行った。

ルイス・ハミルトンはPU交換ペナルティを受けて11番グリッドからスタートし、ライバルのマックス・フェルスタッペンとのダメージを最小限に抑えるためにフィールドを駆け抜ける必要があった。

角田裕毅は8周目でルイス・ハミルトンを抑え、最初の大きな挑戦を提供した。しかし、ハミルトンに抜かれると、角田裕毅のペースは落ち、21周目にターン9でスピンを喫する。

「ハミルトンとの戦いの早い段階でタイヤを使いすぎたため、ペースを維持するのが非常に困難でした」と角田裕毅は Formula1.como 語った。

「速く走ろうとしていたときにスピンしてしまいました。ミラーで何も見えませんでした。ほこりのせいだと思います。すぐ後ろにクルマがいるのでプッシュしなければならないと思い、スピンしてしまいました。でも、いずれにしろスピンがレース全体を台無しにしてしまい、ポイントを獲得できなかったのは残念でした」

「悔しいです。本気でポイントを獲得したいと思っていたので、本当に残念でした。僕たちはチームのチャンピオンシップでも5位を目指して戦っています。アルピーヌに対してビッグポイントを獲得する絶好の機会でしたし、チームには申し訳なく思います」

ルイス・ハミルトンとの戦いが際立っていたが、角田裕毅はディフェンディングチャンピオンの進歩を妨げるために十分なことができたとは考えていない。

「正直に言うとあまり気にしませんでした。ホンダのラストイヤー、マックスに勝ってもらいたいと思っています。レッドブルともラストイヤーですしね。ルイスをできるだけ抑えようとしました。何周かわかりませんが・・・30周くらい抑えようとしていたので、8周では足りません!」

F1トルコGPは、本来であれば新型コロナウイルスにとって中止となったF1日本GPが予定されていたのと同じ日に開催された。

「鈴鹿で運転できなかったのも残念です。たぶん、唯一のポジティブなことは、少なくとも日本のファンの前でスピンしなかったことです! そこはポジティブなことかもしれませんが、再びスピンしないように頑張ります」

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / スクーデリア・アルファタウリ