角田裕毅 「新居のシミュレーターでドライビングを研ぎ澄ましている」 アルファタウリ・ホンダF1
アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、新居に設置した新しいシミュレーターがルーキーシーズンをしっかりと終えらえるようドライビングを“研ぎ澄ます”ことに役立つことを期待していると語る。

角田裕毅は、アルファタウリ・ホンダF1で浮き沈みの激しいデビューシーズンに耐えてきた。F1バーレーンGPでの強力なデビュー後、ロス・ブラウンに“過去数年間のF1で最高のルーキー”と言わしめた角田だが、その後は不必要なクラッシュやミスが多発し、F1での将来さえも疑問視されるようになった。

レッドブルF1の首脳陣は、イタリアのアルファタウリのファクトリーの近くに角田裕毅を転居させ、エンジニアやメカニックとの関係を向上させ、それ以外はトレーニングと、チーム代表のフランツ・トスト監督のもと、F1漬けの毎日を過ごしている。

2022年にアルファタウリで2年目のシーズンを戦うことが決定したことに“驚いた”と語る角田裕毅は、自宅に届けられた新しいシミュレーターリグが順位を向上させるための優位性を与えてくれることを期待していると語る。

家庭用のシミュレーターは、レッドブルがファクトリーで使用しているような特注の設備ほど技術的に複雑で現実的なものではないが、それでも、作業プロセスを上げるには十分すぎるほどだと角田裕毅は語る。

「たくさんの周回をしています」と角田裕毅は語った。

「もちろん、レッドブルのフルスケールのシムとはまったく同じではありません。リアルなものとは異なりますが、今まで使用した中で最も現実的なものです」

「シムの主な利点は、トラックについて学び、運転を研ぎ澄ませることです。前のレースで起こったことを確認したり、特定のドライビングを練習したりすることもできます」

「シミュレーターを家に置いておくと便利です。エンジニアと何をしているかを話し合ったり、エンジニアが僕のために作成したプランに基づいてFP1から予選までの週末のレースをシミュレートしたりして、一緒に作業を進めることができます」

ホームシムの到着のタイミングは、今週末のF1トルコGPが行われるイスタンブール・パーク・サーキットのレース経験がない角田裕毅にとって特に便利だ。

角田裕毅は、最近のいくつかの残念なレースの後、今回はぐに全力で取り組めることを期待している。

「最後の5レースはかなり安定していましたが、パフォーマンスとペースはあまり良くなかったので、今週末はもっと競争力を高めるためにもう少しダイヤルアップしようと思っています」と角田裕毅は語った。

「ドライになると仮定すると、ターン8のようなコーナーのある肉体的に厳しいトラックのように見えます。タフだとは思いますが、楽しみにしています」

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