角田裕毅 「将来的にレッドブルのF1シートを獲得したいと思っている」
アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、厳しいデビューイヤーに耐えているが、将来、レッドブル・レーシングのシートを獲得したという願望を隠してはいない。

今月21歳になった角田裕毅は、ジュニアカゴリーをわずか3年で卒業し、レッドブルF1のドライバー育成のボスであるヘルムート・マルコによって、今シーズン、アルファタウリ・ホンダF1でデビューのチャンスを与えられた。

しかし、9位入賞を果たしたバーレーンでのデビュー週末の有望なパフォーマンスを繰り返すことができておらず、逆にミスが続発している。また、F1スペインGPの予選後のインタビューでの言動が問題視され、角田裕毅はチームに謝罪している。

今週末、モナコでの初走行となった角田裕毅は、FP2でガードレールに接触してマシンを破損させ、緊急に慣れないストリートサーキットで走行時間を短縮することになり、ヘルムート・マルコを怒らせた。

これにより、早くも角田裕毅のF1での旅はホンダのラストイチャーとなる今年1年で終わるのではないかとの声も囁かれ始めている。

それでも、角田裕毅は自分の能力に自信を持っており、過去数戦の失望が次のステップアップの目標を思いとどまらせることはない。

現在、レッドブル・ホンダF1のドライバーを務めるセルジオ・ペレスは、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとして1年契約しか結んでおらず、角田裕毅が一貫した速さと信頼を掴み取ることができれば、長期的なシートのチャンスはある。

「もちろん、将来、レッドブルのドライバーになりたいと思っています」と角田裕毅は Channel 4 に語った。

「しかし、今のところ、特に最初の1年間は、アルファタウリにいることに本当に満足しています」

「フランツ(トスト/チーム代表)は本当にいい人です。もちろん彼は[プッシュしますが、僕を急かすようなことはしません」

「それは僕にとてもよく合っていて、アルファタウリと一緒に仕事をすることを本当に楽しんでいます・チームのためにできるだけ多くのポイントを獲得することに集中しています」

「そして、チームメイトであるピエール・ガスリーも、本当に経験豊富なドライバーであり、速いです。僕たちはすでに良い関係を築いていると思います」

また、角田裕毅は、他のF1ドライバーを“敵”と表現した以前の発言についても説明した。

「もちろん、僕はすべてのF1ドライバーを尊重していますが、すべてのドライバーを打ち負かしたいと思っています」と角田裕毅は語った。

「他のドライバーを倒したときは、いつも幸せを感じます。成功するには、他のすべてのドライバーを倒して、チームマネージャーに自分が彼らよりも優れていることを示す必要があります」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / スクーデリア・アルファタウリ