F1 ジェイミー・チャドウィック
今年、女性ドライバーのみで争われる国際レーシングシリーズ『Wシリーズ』の初代チャンピオンに輝いたジェイミー・チャドウィック は、F1は女性ドライバーの誕生を切望していると考えている。

ジェイミー・チャドウィック(21歳)は、Wシリーズでのタイトルが次のレベルであるFIA F3選手権にステップアップする踏み台になることを期待しており、長期的には1976年のレラ・ロンバルディ以来、F1世界選手権でレースをする女性ドライバーになることを目指している。

ウィリアムズの開発ドライバーを務めるジェイミー・チャドウィックは「そうなれば素晴らしいですね」と talkSPORT にコメント。

「それが究極の目標です。すべての若いドライバーの夢です。その夢は、私がウィリアムズと持っている関係によってもう少し近い現実になっています」

「私は本当に自分のためにそれを達成したいと思っています。実力でそこまで上り詰めることを本気で願っています。自分はそれに値すると思っていますし、すぐに実現することを祈っています」

ジェイミー・チャドウィックとウィリアムズの関係には、グローブでの忙しいシミュレータープログラムとグランプリへの帯同が含まれている。

「ウィリアムズと仕事をすることは私にとって信じられないことです」とジェイミー・チャドウィックは語る。

「F1チームでこのような経験を積めることは素晴らしいことです。そのためにこれほど多くの歴史を持つイギリスのチームでウィリアムズにいられることは特別なことであり、これまで多くのことを学びました」

「Wシリーズのチャンピオンシップを確保し、今年必要な仕事を完了させたことで、来年、彼らのためにもっと多くのことをするために、もう少し議論して彼らと進めていけることを望んでいます」

F1は、新しいオーナーであるリバティ・メディアのマネジメントの下で2021年に新しい時代に向かっている。ジェイミー・チャドウィックは、F1は女性が存在にふさわしいスポーツだと信じていると語る。

「このスポーツは明らかに男性が圧倒的に多かったですが、私の考えでは、その理由はないと思います」とジェイミー・チャドウィックは語る。

「F1は女性が成功するのを見ることを切望していると思っています。スポーツは女性のレーシングドライバーを望んでいますが、実力を発揮しなければなりません」

「モータースポーツで最も影響力のある人の一部は女性です。たとえば、ウィリアムズのチームボスはクレア・ウィリアムズです」

「私たちはますます見始めています。それは数字ゲームであり、スポーツのあらゆるレベルでトップに立つもっと多くの女性が必要です。願わくば、現在のこの男性優位を終わられるといいですね」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング