フェルスタッペン 渦中のレッドブルF1代表ホーナーとの関係は「いつも通り」
レッドブル・レーシングのチーム代表に対する疑惑が調査される中、マックス・フェルスタッペンはクリスチャン・ホーナーとの関係は「いつも通り」だと語った。

オランダのメディアで最初に報じられたように、ホーナーに対して不特定のクレームが寄せられている。これはある女性従業員によるものと見られている。

ホーナーはこの告発を否定しており、先週金曜日にはF1チームの親会社であるレッドブルGmbHが立ち上げた独立調査の一環として、長時間の聴聞会に臨んだ。

将来をめぐる憶測にもかかわらず、ホーナーは木曜日に行われた2024年のF1世界選手権を戦うRB20のローンチで大きな存在感を示した。

レッドブル・レーシングがF1参戦20周年を迎えるにあたり、ホーナーは祝賀ビデオに大きく登場し、メインステージだけでなく、テレビとメディアの両方でインタビューを受けた。

プレシーズンテスト前夜にもかかわらず、フェルスタッペンはホーナーとの関係に影響はないと語った。

この件についてあまり深入りしないようにと注意を受けた報道陣から、この話題を投げかけられたフェルスタッペンは「いつもと同じだよ」と語った。

「ある意味で、誰がこういうことを書くのが好きなのかわからない。でも、僕とクリスチャンにとってはいつも通りだ」

ホーナーは、調査が気を散らすものだったとを認めた。同じ質問をフェルスタッペンに投げかけると、彼はチームの雰囲気は「良い」と答えた。

「僕自身は、準備、体調を整え、マシンを走らせる準備、エンジニアたちとの話し合い、やりたいことなど、自分のパフォーマンスに集中している」

「それに、僕の人生はF1だけじゃない。家にいるときは、予定されているトレーニング以外ではF1のことはあまり考えたくない」

「僕に関しても、バックグラウンドでたくさんのことが起こっていて、将来やりたいこととか、バーチャル(レース)方面で取り組んでいることとかで、家でも十分に忙しい」

チームメイトのセルジオ・ペレスは、ホーナーがチーム代表に留まることを望んでいることを示唆し、チームを団結させることが「理想的」だと述べた。

「僕たちはレースに出たいだけなんだ。僕たちはレースチームだ。これだけの成功を収めているし、チーム全体が団結していきたいと考えている」

「全体をまとめてレースだけに集中するのが理想的だろう。クリスチャンが僕たちの組織の中心人物であることは分かっている」

「僕たち全員がやるべきことに集中することが重要だ。僕たちがしなければならないのは、チャンピオンシップに勝ち、チームを可能な限り前進させることだ。そしてそれがこの組織の私たち全員の目標でなければならない」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン