フェルスタッペン 「レッドブルRB19は史上最高のF1マシンではない」
マックス・フェルスタッペンはレッドブルRB19が史上最高のF1マシンではないとし、「過去にはもっと圧倒的なマシンがあった」と主張した。

オランダ出身のフェルスタッペンは、地元ザントフォールトで行われたレースの開始時と終盤で豪雨を乗り越え、セバスチャン・ベッテルの9連勝というF1記録に並んだ。

この勝利で、フェルスタッペンは今シーズン13レース中11勝となり、他に2023年に勝利を味わったドライバーは チームメイトのセルジオ・ペレスしかいない。

伝説的なF1の第一人者エイドリアン・ニューウェイがデザインしたレッドブルのRB19は、特に無敗を続ければ、F1史上最も競争力のあるマシンのひとつとして語り継がれるだろう。

だが、レッドブルの驚異的な無敵ぶりにもかかわらず、フェルスタッペンはRB19がF1史上最も圧倒的なマシンだとは確信していない。

「たとえ最高のマシンを持っていたとしても、過去には今の僕たちよりも支配的なマシンがあったと思う。でも、彼らはチームとして9連勝したり、何連勝したりすることはできなかった」

「難しいよ。特に今日のように、間違った判断を下してしまうことは簡単だし、自分で落としてしまうことさえある。残念ながら、それは決して簡単なことではない」

ザントフォールトでのフェルスタッペンの3連覇は9連勝でもあり、セバスチャン・ベッテルに並び、F1史上単独ドライバーによる最多連勝記録となった。

この記録に並んだことについての考えを問われたフェルスタッペンは「そうだね、おそらく再び勝つのは最も難しいレースの一つだったけど、そうだね、9連覇なんて考えたこともなかった」と語った。

「とても嬉しいけど、全体的にホームの観衆の前でここで勝ててとても嬉しい」

フェルスタッペンはペレスとのポイント差を138ポイントに広げ、3年連続の世界タイトル獲得に向けて猛攻を続けている。

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / F1マシン