フェルスタッペン、F1ベルギーGPでの無線激論は「50%冗談50%本気」
マックス・フェルスタッペンは、F1ベルギーGP中のレースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼとの無線で交わした激論は本気と冗談が入り混じったものだったと語った。

フェルスタッペンはスパ・フランコルシャンで2023年F1シーズン10勝目を挙げ、8連勝を達成した。

レース序盤、フェルスタッペンが最初のピットストップを行う前に、ランビアーゼはチーム無線で『指示に従ってくれ』と伝えた。

また、フェルスタッペンは、雨が近づいている中でオープニングスティントを長引かせる可能性について尋ねられると『僕には気象レーダーが見えない』と皮肉った。

さらにフェルスタッペンは、もっと速く走れるはずだし、チームに『ピットストップの練習』をさせるためにピットストップをすることもできると述べた。

グランプリ後に無線メッセージの内容について、それが本気なのかジョークなのか質問されたフェルスタッペンは 「おそらくメッセージの内容は半々だと思う」と答えた。

「チームがレース中にもう1回ピットストップをするのを好まないのは分かっているけれど、僕はあえてそれを言うのが好きなんだ。彼らが少し緊張するかもしれないしね。『ノー、ノー、今日はそんなことはない』という反応が好きなんだ」

「大丈夫だよ。僕たちはお互いのことをよく知っているし、とても良い関係を築いている」

フェルスタッペンとランビアーゼの関係については、レッドブル・レーシングのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーも称賛しており、2人の“相互”信頼を強調した。

2度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、ランビアーゼとの関係が最も重要なもののひとつだと強調した。

「そうだね、レースエンジニアとの関係はとても重要だと思う」とフェルスタッペンは語った。

「常にパフォーマンスにとって非常に重要な部分だし、レースエンジニアだけでなく、パフォーマンスエンジニアなど、周りにいるすべての人が重要だ」

「もちろん、何年にもわたって、より多くの関係を築き、お互いをよりよく知っている。だから、もし彼が外されるとしたら、間違いなく理想的ではないのは確かだ」

フェルスタッペン F1 ベルギーGP

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