売却先が決まったスーパーアグリの資産
スーパーアグリの資産をドイツのフォームテック社が購入したことが明らかになった。

フォームテック(Formtech GmbH)は、自動車およびF1産業のために高精度パーツを製造するドイツのツール設計・製造会社。フォームテックは、コンポジット製造と供給市場の拡大のために、スーパーアグリが使用していたリフィールド・テクノロジーテクニカルセンターのF1施設を、同社のイギリス初の事業所として予定だという。

また、フォームテックは、F1施設を最大限に活用するために、元スーパーアグリのスタッフを雇用することを予定している。

フォームテックのマネージング・ディレクターであるフランツ・ヒルマーは、今回のスーパーアグリの資産の買収に関して、次のようにコメントしている。

「フォームテックは、今回のユニークなビジネスチャンスを活用できることを嬉しく思っている。

「会社の成長と製造拡大という計画において、リーフィールド・テクニカルセンターのロケーションは、モータースポーツのエンジニアリングにおける重要な地理的エリアで存在感を確立することができると思う。」

「我々は、コンポジット設計・製造の分野、広い施設と最新の機器を最大限に活用するため、経験がある元スーパーアグリのスタッフを何人か雇用する予定である。」

「フォームテックのさらなる目標は、独自のモータースポーツチームを運営いう強い願望を持つ適切な個人や企業をひきつけ、フォームテックからF1レース機器を購入してもらうことだ。」

SA06など残りのスーパーアグリの資産は、7月31日(木)からオークションにかけられる予定。

売却されるスーパーアグリの資産(画像)

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カテゴリー: F1 / スーパーアグリ