F1、エミレーツ航空からカタール航空にスポンサーを鞍替え?
F1は、エミレーツ航空とのスポンサー契約を2022年シーズン限りで終了し、新たにカタール航空がF1のグローバルパートナーの最上位リストに加わるとRacingNews365.comに報じている。

アラブ首長国連邦の2つの航空会社の1つであるエミレーツ航空は、2013年からF1のパートナーであり、2018年に最新の契約に署名した。

エミレーツ航空は、F1を通じて、レースのタイトルスポンサー契約、トラックサイド広告、ファンゾーン、ホットラップ、グランプリでのカスタマー向けのVIP体験など、実質的なブランディングとマーケティングの機会を獲得している。

RacingNews365.comは、F1は、契約を延長するために年間2500万ドルの2倍の契約を求めていたし、F1とのエミレーツのパートナーシップが終了し、新しい契約が締結される可能性はないと伝えている。

主要スポンサーの喪失が予想されているにもかかわらず、RacingNews365.comの情報筋は、F1はカタール航空と契約を結び、すでにDHLやハイネケンなどのブランドを含むF1グローバルパートナーの最上位リストに加わる可能性があると伝えている。

F1は、2021年に初めてカタールでレースを行ったがが、11月または12月にFIFAワールドカップが開催されるため、レースは2022年に中止された。

F1カタールGPは2023年に再び予定されており、計画されている専用のストリートトラックではなく、再びロサイルで開催される予定となっている

さらに、カタールは、ランボルギーニでの以前の仕事を通じて、F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリとつながりがある。

また、ソブリンウェルスファンドは、フォルクスワーゲングループの17%を所有しており、ランボルギーニはフォルクスワーゲンの傘下にある。

ステファノ・ドメニカリは、フェラーリF1のチームプリンシパルのポストを離れた後、ランボルギーニのCEOを務めていた。

フォルクスワーゲンが所有するもう1つのブランドであるアウディは、新しいエンジン規制が施行される2026年にF1に参入する予定となっている。彼らはエンジン供給契約でザウバーと提携する予定であり、ザウバーとアルファロメオとのスポンサー契約は2023年シーズン後に終了する。

同じくフォルクスワーゲンファミリーのポルシェは、レッドブルチームとの提携の可能性と強く結びついたが、クリスチャンホーナー曰く、2つの会社間の「DNA」の違いに起因する食い違いで交渉は土壇場で決裂した。

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カテゴリー: F1 / F1スポンサー