2025年F1 スペインGP 予選:FACTS AND STATS

これでピアストリは選手権リードの拡大を狙うが、ノリスは2戦連続優勝を目指しており、タイムシートどおりには事が運ばないかもしれない。ここでは、混戦となったバルセロナ予選の注目すべき事実と統計を紹介する。
■ ピアストリは今季9戦中5度目の予選でノリスを上回った。昨年はシーズンを通して4回しかなかった。
■ ポールポジション獲得はキャリア通算4回目で、すべて今シーズンのもの。今回の0.209秒差は今年最大のポールマージンでもある。
■ ノリスは2番手。マクラーレンによるスペインでのフロントロウ独占は、1998年のミカ・ハッキネンとデビッド・クルサード以来となる。
■ 過去の傾向として、スペインGPでは34回中31回の勝者がフロントロウからスタートしている。
■ マックス・フェルスタッペンは3番手。バルセロナでフロントロウを逃したのは2020年以来初めて。

■ ジョージ・ラッセルは4番手。昨年はこの位置から1コーナーでトップに立った。
■ ルイス・ハミルトンは5番手。フェラーリでのグランプリ予選では、モナコでの4番手(グリッド降格で7番手スタート)と並び自己最高。
■ ハミルトンがグランプリ予選でシャルル・ルクレールを上回ったのは今季2回目。
■ キミ・アントネッリは6番手。マイアミ以来となる初のトップ10スタート。
■ ルクレールは7番手。スペインで3年連続してトップ4外からのスタートとなる。
■ ピエール・ガスリーは8番手でQ3進出。今季これより上の予選順位は開幕戦バーレーンの1回のみ。
■ アイザック・ハジャーは今季5回目のQ3進出。これで3戦連続となる。
■ フェルナンド・アロンソも3戦連続でQ3進出を果たした。

■ アレックス・アルボンは11番手。これはウィリアムズとしてスペインで2017年以来最高の予選結果。
■ ガブリエル・ボルトレトは12番手で、自身キャリア最高の予選成績。
■ リアム・ローソンは13番手。レーシングブルズ復帰後、ハジャーとの予選対決は1勝6敗。
■ ランス・ストロールは14番手。昨年のスペインでも同じ14番手スタートだった。
■ オリー・ベアマンは15番手。ハースにとってスペインで2台揃っての予選ワーストは2021年以来。
■ ニコ・ヒュルケンベルグは16番手。スペインでは過去12回のうちQ3進出は1度だけ。
■ エステバン・オコンは17番手で、バルセロナでの自身ワースト予選結果。
■ カルロス・サインツJr.は18番手。Q1敗退はアブダビ2023年以来初。
■ フランコ・コラピントは19番手。Q1最終アタックでのマシントラブルがなければ、ガスリーより速かったラップを記録していた。
■ 角田裕毅は20番手と最下位。レッドブル勢としては中国GPのローソンに続き、今季2回目のP20。
カテゴリー: F1 / F1スペインGP