ダニエル・リカルドが語るレッドブルF1のサードドライバーとしての目標
2022年シーズン終了後にマクラーレンを去ったリカルドは、2014年から2018年までレースをしていた元チームであるレッドブルF1でサードドライバーの役割を担うことになり、自身のLinkedInアカウントへの短い投稿で新しい役割での1年間の目標について口を開いた。
「覚えている限り、今年は目標がレースや競技に100％集中することではない初めての年だ。まだその要素は残っているけど、今年は違った形で、別の目標に集中するスペースができた」
「プロフェッショナルな観点から言えば、今年はレッドブルでチームプレーヤーになることが本当に重要だ。レッドブルという環境、そして多くの思い出があるファミリーのもとに戻ってくることができた。でも、今年は自分のことではなく、より広いチームのために、できる限り貢献し、手助けをしようと思っている」
ダニエル・リカルドは5シーズンにわたって多くの成功を収めたレッドブルに戻ってきた。「シミュレーターに飛び込んで、彼らのクルマを学び、開発をサポートすることは、すべて僕が重視していることだ。その結果、僕の能力、自信、そして、運転する楽しみが育まれる」
「プロフェッショナルとして、ここ数年は厳しい状況だった。だから、自分がまだここにいて、プロフェッショナルであり、成功に貢献していることを人々に思い出させたいという競技者としての要素もある」
F1で32回の表彰台を獲得しているリカルドは、「個人的な観点から言えば、今年はずっとやりたかったけど時間がなかったことをやる機会があり、ちょっとした贅沢をを感じている」と語った。
2023年は家族や友人と過ごす時間を増やしたいと考えているリカルド「冗談だと思われるかもしれないけど、110ccのモトクロスバイクをもっともっと上手くなりたい。バイクはずっと好きだったけれど、時間がなくて、あまり乗れなかったんだ」
「でも、新しい技術を学ぶのは楽しいし、僕がこれまで培ってきた卓越性への意欲は、この趣味にも通じるものがあると思う。友達と一緒に走ったり、何かを跳んだり、自然の中に身を置いたり。そう考えただけでワクワクしてくるよ」
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