ダニエル・リカルド 「ニコは“ヒュルケンバック”に改名するべき」
マクラーレンとの契約を1年早めて退団することになったダニエル・リカルドは、2023年のF1グリッドでミッドフィールドのシートを追求するのではなく、レッドブルのサードドライバーになるという契約を受け入れ、F1の傍観者としてシーズンの準備を進めている。
ダニエル・リカルドと入れ替わりで、ニコ・ヒュルケンベルグがF1グリッドに復帰する。ヒュルケンベルグが戻ってくるのは初めてではない。
2010年末にウィリアムズのF1シートを失ったニコ・ヒュルケンベルグは、リザーブドライバーを経て2012年にフォース・インディアでF1復帰。その後、2019年末でルノーのF1シートを失ったが、2020年にはレーシングポイントからF1イギリスGP、70周年記念GP、アイフェルGPに代役参戦。アストンマーティンのリザーブドライバーに就任した後、2022年にはバーレーンGP、サウジアラビアGPで再び代役参戦を果たした。
そして、2023年、ニコ・ヒュルケンベルグは、ハースF1チームでフルタイムでF1に戻ってくる。
ダニエル・リカルドは、彼のことを『ニコ・ヒュルケンバック』と呼んでいいだろうと語る。そして、一度グリッドを離れた経験豊富なドライバーが戻る方法を見つける方法を見つける可能性が非常に高い例としてフェルナンド・アロンソやケビン・マグヌッセンを例に挙げた。
「ヒュルケンバックだ - 彼は何度も戻ってきたので、名前を変える必要がある。もはやベルグ（berg）ではない、バック（back）だ」とダニエル・リカルドはCrash.net に語った。
「何らかの方法はあるのは確かだ。僕は誰よりも自分のことをよく知っているし、自分が何を必要としているのか、何が自分を助けてくれると感じているのかを知っている
「しかし、もちろん、他の例に目を向ければ、かなり良い例が見られる。たとえば、アロンソやマグヌッセンだ。ある意味で心強い」
「僕たちは皆、それぞれ異なったつながりを持っているし、オフシーズンは僕たち全員に異なる影響を与える可能性がある。でも、例として、実際に常にレースを愛していて、休暇を取って戻ってきたアロンソを見ている」
「彼がしたことは、僕個人にとって、そして、僕が恩恵を受けていると感じるものにとって、より強力にしてくれるかもしれない。実際に自分自身をもう少し取り除けるように感じている」
「要するに、そのようなことが僕を励ましてくれている。正しいことをしたと感じているという点で、さらに嬉しいことだ」
ミッドフィールドチームとの長期的なプロジェクトに飛び込むよりも、勝利とタイトルを争うポジションに戻りたいと述べていたダニエル・リカルドだが、当然のことながら、下位グリッドにも目を向けなければならなくなるかもしれない。
2023年にマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスの間で再び緊張が高まり、制御不能なレベルに達しない限り、ダニエル・リカルドが2024年にレッドブルに座っている可能性は低い。
彼が言及した例の中で、フェルナンド・アロンソはミッドフィールドのアルピーヌF1チームで復帰した。。ハースF1チームのマグヌッセンとヒュルケンベルグにも同じことが当てはまり、カムバックがより現実的になる。
したがって、ダニエル・リカルドが 2024 年のグリッドで最高のチャンスを自分に与えたいと判断した場合、また新たなルノーまたはマクラーレン型のプロジェクトが必要になる可能性がある。
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