F1バーレーンGP フリー走行2回目:レッドブルF1のフェルスタッペンがトップ
2021年のF1世界選手権 第1戦 F1バーレーンGPのフリー走行2回目が3月26日(金)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンがFP1に続いてトップタイムでセッションを終えた。ホンダF1エンジン勢としても全4台がトップ10入りする好スタートを切った。
トワイライトレースで開催されるF1バーレーンGP。フリー走行2回目は決勝と同じ現地時間18時からスタート。
サーキットには照明がともされ、気温は28度。路面温度は33度のドライコンディションで60分間のセッションはスタートした。
フリー走行1回目の終了後、新たにターン4にトラックリミットが設けられ、それ以降のセッションでは赤白の縁石を超えるとタイムが抹消されることになった。
開始早々、キミ・ライコネン(アルファロメオ)がターン3でコースアウトしてバリアに接触。フロントウイングを失ったが、自力でピットに戻る。クラッシュとまでは言えないまでも、2021年で最初にマシンを壊したドライバーとなった。60分に短縮されたセッションでは小さなトラブルが命取りになる。
折り返しとなる30分を経過した時点でタイムシートのトップに立ったのはマックス・フェルスタッペン(1分30秒847)。2番手には0095秒差でランド・ノリス(マクラーレン)、3番手には0.2325秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)が続き、15番手のフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)まで1秒以内とタイムが拮抗している。この時点で角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は7番手につけ、チームメイトで9番手のピエール・ガスリーを上回った。
その後はマックス・フェルスタッペンや角田裕毅はミディアムタイヤに履き替え、各チームはロングランに移行。マックス・フェルスタッペンは安定して1分36~37秒台とメルセデス勢に対して互角以上のタイムを出している。角田裕毅も1分37~38秒台と競争力のあるタイムを出している。
結局、前半のタイムがタイムシートを決めることになり、レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが総合トップタイムを記録。23周を走行したフェルスタッペンは1分30秒847で初日のセッションを終えた。チームメイトのセルジオ・ペレスは10番手。フェルスタッペンとの差はFP1とほぼ同じ0.656秒だった。
2番手はマクラーレンのランド・ノリス。F1プレシーズンテストから「メルセデスを凌駕している可能性がある」と評価されていたマクラーレンが速さをみせており、トップから0.095秒差。チームメイトのダニエル・リカルドも6番手と好位置につけた。
3番手はメルセデスF1のルイス・ハミルトン。マックス・フェルスタッペンとの差はー0.235秒差であり、十分に射程圏内にいる。チームメイトのバルテリ・ボッタスもトップから0.371秒差の5番手とそれなりの速さをみせている。
4番手はフェラーリのカルロス・サインツ。トップから0.280秒差と僅差であり、チームは昨年の不振から抜け出したように見える。チームメイトのシャルル・ルクレールは12番手だった。
上記4チームに次ぐ7番手タイムを記録したのはアルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅。2回目のセッションにしてチームメイトのピエール・ガスリーを0.189秒上回るパフォーマンスをみせた。
F1バーレーンGPのフリー走行3回目は明日27日(土)の21時(現地時間15時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1バーレーンGP
トワイライトレースで開催されるF1バーレーンGP。フリー走行2回目は決勝と同じ現地時間18時からスタート。
サーキットには照明がともされ、気温は28度。路面温度は33度のドライコンディションで60分間のセッションはスタートした。
フリー走行1回目の終了後、新たにターン4にトラックリミットが設けられ、それ以降のセッションでは赤白の縁石を超えるとタイムが抹消されることになった。
開始早々、キミ・ライコネン(アルファロメオ)がターン3でコースアウトしてバリアに接触。フロントウイングを失ったが、自力でピットに戻る。クラッシュとまでは言えないまでも、2021年で最初にマシンを壊したドライバーとなった。60分に短縮されたセッションでは小さなトラブルが命取りになる。
折り返しとなる30分を経過した時点でタイムシートのトップに立ったのはマックス・フェルスタッペン(1分30秒847)。2番手には0095秒差でランド・ノリス(マクラーレン)、3番手には0.2325秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)が続き、15番手のフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)まで1秒以内とタイムが拮抗している。この時点で角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は7番手につけ、チームメイトで9番手のピエール・ガスリーを上回った。
その後はマックス・フェルスタッペンや角田裕毅はミディアムタイヤに履き替え、各チームはロングランに移行。マックス・フェルスタッペンは安定して1分36~37秒台とメルセデス勢に対して互角以上のタイムを出している。角田裕毅も1分37~38秒台と競争力のあるタイムを出している。
結局、前半のタイムがタイムシートを決めることになり、レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが総合トップタイムを記録。23周を走行したフェルスタッペンは1分30秒847で初日のセッションを終えた。チームメイトのセルジオ・ペレスは10番手。フェルスタッペンとの差はFP1とほぼ同じ0.656秒だった。
2番手はマクラーレンのランド・ノリス。F1プレシーズンテストから「メルセデスを凌駕している可能性がある」と評価されていたマクラーレンが速さをみせており、トップから0.095秒差。チームメイトのダニエル・リカルドも6番手と好位置につけた。
3番手はメルセデスF1のルイス・ハミルトン。マックス・フェルスタッペンとの差はー0.235秒差であり、十分に射程圏内にいる。チームメイトのバルテリ・ボッタスもトップから0.371秒差の5番手とそれなりの速さをみせている。
4番手はフェラーリのカルロス・サインツ。トップから0.280秒差と僅差であり、チームは昨年の不振から抜け出したように見える。チームメイトのシャルル・ルクレールは12番手だった。
上記4チームに次ぐ7番手タイムを記録したのはアルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅。2回目のセッションにしてチームメイトのピエール・ガスリーを0.189秒上回るパフォーマンスをみせた。
F1バーレーンGPのフリー走行3回目は明日27日(土)の21時(現地時間15時)から行われる。
2021年 第1戦 F1バーレーンGP フリー走行2回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分30秒847 | 23 | |
2 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分30秒942 | 0.095 | 25 |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分31秒082 | 0.235 | 24 |
4 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分31秒127 | 0.280 | 26 |
5 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分31秒218 | 0.371 | 23 |
6 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 1分31秒230 | 0.383 | 22 |
7 | 26 | 角田裕毅 | アルファタウリ・ホンダ | 1分31秒294 | 0.447 | 23 |
8 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分31秒393 | 0.546 | 24 |
9 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分31秒483 | 0.636 | 27 |
10 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル・ホンダ | 1分31秒503 | 0.656 | 23 |
11 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分31秒601 | 0.754 | 24 |
12 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分31秒612 | 0.765 | 26 |
13 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分31秒740 | 0.893 | 27 |
14 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 1分31秒769 | 0.922 | 26 |
15 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 1分31秒770 | 0.923 | 24 |
16 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分31秒862 | 1.015 | 15 |
17 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分32秒331 | 1.484 | 28 |
18 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 1分33秒297 | 2.450 | 24 |
19 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分33秒400 | 2.553 | 28 |
20 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース | 1分33秒449 | 2.602 | 19 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1バーレーンGP