F1バーチャル・ブラジルGP 結果:ラッセルが勝利、ハースF1が王座獲得
2021年のF1 Esports Virtual Grand Prixの第3戦 F1バーチャル・ブラジルGPが2月14日(日)に開催され、ウィリアムズのジョージ・ラッセルが勝利、ハースF1がチームタイトルを獲得した。
昨年、新型コロナウイルスによるグランプリの中断期間を埋めるために開催されたF1バーチャルGPが、2021年F1シーズンのプレシーズンイベントとして3戦のミニラウンドで復活した。
3戦で開催される各レースではポイントが与えられ、チームランキングが決定。順位に応じて、F1が各チームがチャリティ活動に寄付するための賞金を提供する。
F1公式ゲーム『F1 2020』のインテルラゴスを舞台に行わた最終戦はオープニングラップから大混乱。ポールポジションからスタートしたフランス人コメディアンのアルノー・ツァメレ(アルピーヌ)を抜いたアーサー・ルクレール(フェラーリ)がトップでスピン。後続の多くのドライバーが衝突またはスピンを喫した。そんな中、14番手スタートのジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)が3番手まで浮上し、ディノ・ベガノビッチ(フェラーリ)がレースをリードする。
ジョージ・ラッセルは、オープニングラップでファステストラップを記録し、アルノーツァメレとディノ・ベガノビッチを抜いてトップに浮上。その後ろでベガノビッチとエンツォ・フィッティパルディ(ハース)がバトルを繰り広げ、6周目にフィッティパルディが2番手に浮上した。
アレクサンダー・アルボン(レッドブル)がこの2人に追いつき、ディノ・ベガノビッチを攻撃。14周目に一時的に3位になったが、スウェーデン出身のF4ドライバーであるベガノビッチのレイトブレーキングに驚いてターン4でコースオフ。次の周でも同じようなアクションが見られた。
17周目にジョージ・ラッセルがピットイン。フィッティパルディ、アウボン、ベガノビッチが続き、それぞれがミディアムに交換した。
ピットストップ後、ジョージ・ラッセルは7秒以上のリードを築き、エンツォ・フィッティパルディがアルボンとベガノビッチの前でレースを展開。レース後半には、フェラーリアカデミーのドライバーであるアーサー・ルクレールとジェイク・ディクソン(メルセデス)が6位争いを展開するなど、数々のバトルが見られた。
快適なリードを築いていたジョージ・ラッセルは、終盤に遅いタイヤでエンツォ・フィッティパルディに差を縮められるが、この時点で彼のリードはすでに非常に大きく、もはやエキサイティングな戦いではなかった。
現役F1ドライバーとして唯一の参加となったジョージ・ラッセルは今年2回目のF1バーチャルGPでの勝利を挙げた。過去2年で6回目の勝利となった。
2021年 F1バーチャル・ブラジルGP 結果
1.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
2.エンツォ・フィッティパルディ(ハース)
3.アレクサンダー・アルボン(レッドブル)
4.ディノ・ベガノビッチ(フェラーリ)
5.ピエトロ・フィッティパルディ(ハース)
6.アーサー・ルクレール(フェラーリ)
7.ジェイク・ディクソン(メルセデス
8.アルノー・ツァメレ(アルピーヌ)
9.ジミー・ブロードベント(マクラーレン)
10.ジャック“Pie Face”マクダーモット(アルファロメオ)
チームランキングではピエトロ/エンツォのフィッティパルディ兄弟が3戦すべてに出場したハースF1チームが85ポイントの獲得でタイトルを獲得した。第1戦で勝利したエンツォ・フィッティパルディは全参加者で最多の53ポイントを獲得した。
各チームには10万ドル(約1000万円)の賞金ボッドからチャリティ活動に寄付するための賞金を提供される。
2021年 F1バーチャルGP:チャンピオンシップ結果
1.ハース (Grand Prix Trust) - 85pt
2.フェラーリ (Save the Children) - 62pt
3.ウィリアムズ (Spinal Injury Association) - 57pt
4.レッドブル (Wings For Life Spinal Cord Research) - 54pt
5.メルセデス (Alzheimer’s Research UK) - 28pt
6.アルピーヌ (The Talent Tap) - 10pt
7.マクラーレン (Mind) - 4pt
8.アルファタウリ (Wings For Life Spinal Cord Research) - 4pt
9.アルファロメオ (Save the Children Switzerland) - 2pt
カテゴリー: F1 / F1レース結果
昨年、新型コロナウイルスによるグランプリの中断期間を埋めるために開催されたF1バーチャルGPが、2021年F1シーズンのプレシーズンイベントとして3戦のミニラウンドで復活した。
3戦で開催される各レースではポイントが与えられ、チームランキングが決定。順位に応じて、F1が各チームがチャリティ活動に寄付するための賞金を提供する。
F1公式ゲーム『F1 2020』のインテルラゴスを舞台に行わた最終戦はオープニングラップから大混乱。ポールポジションからスタートしたフランス人コメディアンのアルノー・ツァメレ(アルピーヌ)を抜いたアーサー・ルクレール(フェラーリ)がトップでスピン。後続の多くのドライバーが衝突またはスピンを喫した。そんな中、14番手スタートのジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)が3番手まで浮上し、ディノ・ベガノビッチ(フェラーリ)がレースをリードする。
ジョージ・ラッセルは、オープニングラップでファステストラップを記録し、アルノーツァメレとディノ・ベガノビッチを抜いてトップに浮上。その後ろでベガノビッチとエンツォ・フィッティパルディ(ハース)がバトルを繰り広げ、6周目にフィッティパルディが2番手に浮上した。
アレクサンダー・アルボン(レッドブル)がこの2人に追いつき、ディノ・ベガノビッチを攻撃。14周目に一時的に3位になったが、スウェーデン出身のF4ドライバーであるベガノビッチのレイトブレーキングに驚いてターン4でコースオフ。次の周でも同じようなアクションが見られた。
17周目にジョージ・ラッセルがピットイン。フィッティパルディ、アウボン、ベガノビッチが続き、それぞれがミディアムに交換した。
ピットストップ後、ジョージ・ラッセルは7秒以上のリードを築き、エンツォ・フィッティパルディがアルボンとベガノビッチの前でレースを展開。レース後半には、フェラーリアカデミーのドライバーであるアーサー・ルクレールとジェイク・ディクソン(メルセデス)が6位争いを展開するなど、数々のバトルが見られた。
快適なリードを築いていたジョージ・ラッセルは、終盤に遅いタイヤでエンツォ・フィッティパルディに差を縮められるが、この時点で彼のリードはすでに非常に大きく、もはやエキサイティングな戦いではなかった。
現役F1ドライバーとして唯一の参加となったジョージ・ラッセルは今年2回目のF1バーチャルGPでの勝利を挙げた。過去2年で6回目の勝利となった。
2021年 F1バーチャル・ブラジルGP 結果
1.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
2.エンツォ・フィッティパルディ(ハース)
3.アレクサンダー・アルボン(レッドブル)
4.ディノ・ベガノビッチ(フェラーリ)
5.ピエトロ・フィッティパルディ(ハース)
6.アーサー・ルクレール(フェラーリ)
7.ジェイク・ディクソン(メルセデス
8.アルノー・ツァメレ(アルピーヌ)
9.ジミー・ブロードベント(マクラーレン)
10.ジャック“Pie Face”マクダーモット(アルファロメオ)
チームランキングではピエトロ/エンツォのフィッティパルディ兄弟が3戦すべてに出場したハースF1チームが85ポイントの獲得でタイトルを獲得した。第1戦で勝利したエンツォ・フィッティパルディは全参加者で最多の53ポイントを獲得した。
各チームには10万ドル(約1000万円)の賞金ボッドからチャリティ活動に寄付するための賞金を提供される。
2021年 F1バーチャルGP:チャンピオンシップ結果
1.ハース (Grand Prix Trust) - 85pt
2.フェラーリ (Save the Children) - 62pt
3.ウィリアムズ (Spinal Injury Association) - 57pt
4.レッドブル (Wings For Life Spinal Cord Research) - 54pt
5.メルセデス (Alzheimer’s Research UK) - 28pt
6.アルピーヌ (The Talent Tap) - 10pt
7.マクラーレン (Mind) - 4pt
8.アルファタウリ (Wings For Life Spinal Cord Research) - 4pt
9.アルファロメオ (Save the Children Switzerland) - 2pt
カテゴリー: F1 / F1レース結果