F1ブラジルGP フリー走行1回目 | アルボンがウエットでトップタイム
2019年のF1世界選手権 第20戦 ブラジルGPのフリー走行1回目が11月15日(金)にサンパウロののインテルラゴス・サーキットで行われ、ウエットコンディションのなかアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)がトップタイムを記録。しかし、アルボンは終了間際にドライタイヤでの走行中でクラッシュを喫し、赤旗でセッションは終了した。
F1ブラジルGPが行われるのは「アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ」、通称インテルラゴス・サーキットは、反時計回りのコースであり、長く緩やかな曲線とタイトなコーナーが連続する部分で構成されている。高速で駆け抜けるF1マシンにとっては、かなりアップダウンが激しく苛酷であり、ドライバーは、あらゆる状況に対応できる柔軟なマシンコントロール能力が求められる。
残り2戦でドライバーズ選手権はルイス・ハミルトン、コンストラクターズ選手権はメルセデスとすでに両方のタイトルが獲得しているが、ドライバーズ選手権3を賭けた争いやコンストラクターズ選手権のミッドフィールドバトルは接戦が続いている。
金曜日のサンパウロは朝から雨が降っており、気温17.4度、路面温度21.2度のウエットコンディションで現地時間11時に90分間のFP1セッションはスタート。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がフルウエットタイヤを装着してコースに出た。
フルウエットタイヤでの走行が断続的に続いた後、雨は弱まった30分が経過した頃にルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンがインターミディエイトで確認走行を実施。そのタイムを見た他のドライバーもインターミディエイトでの走行を開始するが、タイヤセット数が限れらているためか周回数は控えめ。
折り返しとなる45分を経過した段階でタイムを出したマシンは12台。レッドブル・ホンダのドライバーはマシンから降りている。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がスロー走行。その後、ガレージではエンジンカバーが外されて作業が行われる。
残り20分でアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)が走行を再開し、その時点でのタイムシートのトップに立つ(1分16秒142)。
セッション終了間際にはレコードラインはほぼ乾き、水しぶきもほとんど上がらないコンディションとなり、残り10分でフェラーリ勢、レッドブル・ホンダ勢、トロロッソ・ホンダ勢がドライタイヤでコースイン。メルセデス勢はミディアムタイヤで走行を開始した。
マックス・フェルスタッペンが2コーナーで体制を崩してコースアウトしたがクラッシュは免れた。だが、その直後に今後はチーメイトのアレクサンダー・アルボンがコースアウトしてバリアに接触。右のフロントにダメージを負った。この接触でセッションは残り2分で赤旗中断となり、そのまま終了した。ダニール・クビアトもスピンを喫するなど、ドライタイヤでコースインしたドライバーはタイムを記録できずにセッションを終えている。
フリー走行1回目のトップはアレクサンダー・アルボン。終盤にインターミディエイトで出したタイムだ。2番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が続いた。
ホンダF1エンジン勢では、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが8番手、ダニール・クビアトが9番手。マックス・フェルスタッペンはタイムを記録せずにセッションを終えた。
F1ブラジルGPフリー走行2回目は、このあと27時(現地時間15時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ブラジルGP
F1ブラジルGPが行われるのは「アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ」、通称インテルラゴス・サーキットは、反時計回りのコースであり、長く緩やかな曲線とタイトなコーナーが連続する部分で構成されている。高速で駆け抜けるF1マシンにとっては、かなりアップダウンが激しく苛酷であり、ドライバーは、あらゆる状況に対応できる柔軟なマシンコントロール能力が求められる。
残り2戦でドライバーズ選手権はルイス・ハミルトン、コンストラクターズ選手権はメルセデスとすでに両方のタイトルが獲得しているが、ドライバーズ選手権3を賭けた争いやコンストラクターズ選手権のミッドフィールドバトルは接戦が続いている。
金曜日のサンパウロは朝から雨が降っており、気温17.4度、路面温度21.2度のウエットコンディションで現地時間11時に90分間のFP1セッションはスタート。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がフルウエットタイヤを装着してコースに出た。
フルウエットタイヤでの走行が断続的に続いた後、雨は弱まった30分が経過した頃にルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンがインターミディエイトで確認走行を実施。そのタイムを見た他のドライバーもインターミディエイトでの走行を開始するが、タイヤセット数が限れらているためか周回数は控えめ。
折り返しとなる45分を経過した段階でタイムを出したマシンは12台。レッドブル・ホンダのドライバーはマシンから降りている。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がスロー走行。その後、ガレージではエンジンカバーが外されて作業が行われる。
残り20分でアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)が走行を再開し、その時点でのタイムシートのトップに立つ(1分16秒142)。
セッション終了間際にはレコードラインはほぼ乾き、水しぶきもほとんど上がらないコンディションとなり、残り10分でフェラーリ勢、レッドブル・ホンダ勢、トロロッソ・ホンダ勢がドライタイヤでコースイン。メルセデス勢はミディアムタイヤで走行を開始した。
マックス・フェルスタッペンが2コーナーで体制を崩してコースアウトしたがクラッシュは免れた。だが、その直後に今後はチーメイトのアレクサンダー・アルボンがコースアウトしてバリアに接触。右のフロントにダメージを負った。この接触でセッションは残り2分で赤旗中断となり、そのまま終了した。ダニール・クビアトもスピンを喫するなど、ドライタイヤでコースインしたドライバーはタイムを記録できずにセッションを終えている。
フリー走行1回目のトップはアレクサンダー・アルボン。終盤にインターミディエイトで出したタイムだ。2番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が続いた。
ホンダF1エンジン勢では、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが8番手、ダニール・クビアトが9番手。マックス・フェルスタッペンはタイムを記録せずにセッションを終えた。
F1ブラジルGPフリー走行2回目は、このあと27時(現地時間15時)から行われる。
2019年 第20戦 F1ブラジルGP フリー走行1回目 結果
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル | 1分16秒142 | 9 | |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分16秒693 | 0.551 | 10 |
3 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分17秒041 | 0.889 | 13 |
4 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分17秒295 | 1.143 | 13 |
5 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 1分17秒786 | 1.644 | 16 |
6 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分17秒899 | 1.757 | 8 |
7 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1分17秒985 | 1.843 | 9 |
8 | 10 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ | 1分18秒100 | 1.958 | 17 |
9 | 26 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ホンダ | 1分18秒274 | 2.132 | 16 |
10 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分18秒559 | 2.417 | 15 |
11 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分19秒200 | 2.637 | 18 |
12 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分19秒247 | 3.105 | 10 |
13 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1分19秒414 | 3.272 | 6 |
14 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分19秒532 | 3.390 | 12 |
15 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分19秒600 | 3.458 | 18 |
16 | 40 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分20秒010 | 3.868 | 16 |
17 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | No Time | 3 | |
18 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | No Time | 1 | |
19 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | No Time | 3 | |
20 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | No Time | 3 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ブラジルGP