F1 ロシアGP フリー走行1回目 結果
2018年のF1世界選手権 第16戦 ロシアGPのフリー走行1回目が9月28日(金)にソチ・オートドロームで行われ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がトップタイムを記録。2番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。

トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが12番手タイム、ブレンドン・ハートレーが19番手タイムで1回目のセッションを終えた。

2014年に冬季オリンピックが開催されたオリンピック村の周囲に公道とクーロズドコースが混在したソチ・オートドロームは、高速での戦いが予想され、パワーユニットの性能が重要になる。

ピレリは、今年のロシアGPに昨年よりも柔らかいハイパーソフト(ピンク)、ウルトラソフト(パープル)、そして、スーパーソフトを飛ばしてソフト(イエロー)という前戦シンガポールと同じ3種類のタイヤを選択している。

サーキットはやや雲が覆うなか、現地時間11時に気温22.9℃、路面温度25.5℃のドライコンディションで90分間のセッションはスタート。

F1ロシアGPでは、マクラーレンがランド・ノリス、ザウバーがアントニオ・ジョビナッツィと来季の起用が決定しているドライバー、ルノーがアルテム・マルケロフ、フォースインディアがニコラス・ラティフィとレギュラードライバー以外の若手を走らせた。

グランプリ週末に先駆けて、レッドブルの2台、トロロッソ・ホンダの2台、そして、マクラーレンのフェルナンド・アロンソがパワーユニットを交換。アロンソに代わって出走したランド・ノリスを先頭に各車がコースに出て行った。

路面がまだ汚れている序盤はメルセデスのルイス・ハミルトンがウルトラソフトで1分35秒326で首位にタイムシートのトップに立ち、バルテリ・ボッタスが0.247秒差で続く展開。その後、各マシンがスピードを上げつつ、終盤には上位勢はユーズドのタイヤでロングランを実施した。

フリー走行1回目のトップタイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテルがハイパーソフトで記録した1分34秒48。2番手にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが0.050秒差で続いた。

3番手にはルイス・ハミルトン、4番手にはバルテリ・ボッタスとメルセデス勢が続いている。メルセデスは1回目のセッションではハイパーソフトを使わなかった。

ホンダの“スペック3”エンジンを投入したトロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが16周を走行してトップから2.456秒差の12番手タイム、ブレンドン・ハートレーは28周を走行して19番手タイムだった。

F1ロシアGP フリー走行2回目は、この後21時(現地時間15時)から行われる。

2018年 第1戦 F1ロシアGP フリー走行1回目

順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回
15セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分34秒488 19
233マックス・フェルスタッペンレッドブル1分34秒5380.05022
344ルイス・ハミルトンメルセデス1分34秒8180.33023
477バルテリ・ボッタスメルセデス1分34秒9990.51128
53ダニエル・リカルドレッドブル1分35秒5241.03611
631エステバン・オコンフォース・インディア1分35秒6631.17524
77キミ・ライコネンフェラーリ1分35秒6961.20819
820ケビン・マグヌッセンハース1分36秒1961.70821
927ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分36秒2741.78618
1036アントニオ・ジョビナッツィザウバー1分36秒7122.22422
118ロマン・グロージャンハース1分36秒8162.32823
1210ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分36秒9442.45625
1347ランド・ノリスマクラーレン1分37秒0222.53425
1416シャルル・ルクレールザウバー1分37秒0542.56624
1546アルテム・マルケロフルノー1分37秒1832.69522
162ストフェル・バンドーンマクラーレン1分37秒1872.69927
1734ニコラス・ラティフィフォース・インディア1分37秒2062.71824
1835セルゲイ・シロトキンウィリアムズ1分37秒2252.73725
1928ブレンドン・ハートレートロロッソ・ホンダ1分37秒9443.45628
2018ランス・ストロールウィリアムズ1分39秒1374.64913


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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ロシアGP