F1 アブダビGP 決勝
2012 FORMULA 1 ETIHAD AIRWAYS ABU DHABI GRAND PRIX

1位 キミ・ライコネン (ロータス)
「チームのため、そして自分のためにもとても嬉しい。レース中は何が起きるか決してわからないものだ。セーフティカーにとってトリッキーにしなったけど、今年は何回も似たようなレースがあった。今日はしっかりと僕たちのスピードを生かせるサーキットだった。最後、僕たちは最速ではなかったかもしれないけど、勝つための十分な速さと一貫性があった。チームにとって素晴らしかった。シーズン後半は難しいレースもあったので、勝利に戻ってれてファンタスティックだ」

2位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「今週末の展開には満足している。セバスチャンが最後尾になったことでギャップをもっと縮めるチャンスだったのは事実だけど、僕たちのパフォーマンスとグリッドポジションは今回のグランプリでポイントを失う可能性もあった。繰り返しになるけど、彼らの方がマシンは速い。でも、僕たちの方が優秀なチームだ。全員、持っている武器で戦っている。魔法の杖でも振らない限り、僕たちのマシンが最速になることはないだろうけど、チームの正確性で彼らのパフォーマンに反撃するつもりだ。シミュレーションでは4位から6位の間だったけど、僕たちは2位でフィニッシュした。なので、今回もパーフェクト以上のレースだったと思うし、スタートからフィニシュまで全力を尽くした。もちろん、予想外のリタイアが多かったし、2回のセーフティカーピリオドは僕たちにとって有利なタイミングではなかったけど、それは僕たちにはどうしようもなりことだ。とにかく自分たちのレースに集中しなければならなかったし、今日はそれができた。これから全員にとって新しサーキットであるオースティンに向かう。シミュレーターで少し味わってみたけど、トラックはまた別物だ。良い結果を残して、アメリカのような重要な国で良いショーをしたい。今夜はグラスに水が半分しかないと考えるのではなく、むしろまだ半分もあると考えて眠ることにする。僕たちが成し遂げたこと、トラックでのメカニックの仕事、クルマを調整するために頑張ってくれたエンジニアを誇りに思うべきだ。スタートからフィニッシュまで戦った。最初はマルドナド、次にジェンソン、そして最後はキミに追いつこうと頑張った。1周も気を緩めることはできなかった。今年一番のレースか? まだ残っているからね...」

3位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「僕たちにとって今日は良いレースだった。フェラーリとフェルナンドにとってはビッグチャンスだったけど、僕たちはそうさせなかった。今日は何よりもそれがとても楽しかった。かなり早い段階でブルーノと接触してフロントウイングにダメージを負ってしまった。理想的なことではなかったけど、続けることができたし、それほど大きなロスではなかった。でも、そのあとのセーフティカー中、しっかりと注意を払えていなかったかもしれない。タイヤを温めていたらダニエルがスローダウンしていて驚いた。右に動くしかなく、DRSボードにヒットして、フロントウイングにダメージを負ってしまった。13番手からピットインしなければならず、またフィールド最後尾から巻き返さなければならない最悪のタイミングし、もう一度全てをやらなければならなかった。最終的に3位表彰台でフィニッシュできて最高だ」

4位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「キミ、おめでとう。彼は口数は少ないけど、レーシングがすべてという男だ。今日の優勝にはふさわしい。僕に関しては、かなり楽しいレースだった。マーク(ウェバー)、セバスチャン(ベッテル)、パストール・マルドナド(マルドナド)とのバトルは特に楽しかった。でも、残念ながら、今日はトップと戦うだけのペースがマシンになかった。マシンは金曜日とは全く違う感じだった。グリップを見つけることができなかったし、とても奇妙だった。最終的にセバスチャンを抑えることができなかった。彼は僕よりも新しいオプション(タイヤ)を履いていたので、彼が新しいオプションから引き出しているのと同じトラクションを僕の古いプライムから引き出すのは不可能だった。ルイスのリタイヤによって、僕たちはコンストラクターズ選手権でフェラーリに多くのポイントを与えてしまった。とても残念だけど、残り2戦で取り戻したい」

5位 パストール・マルドナド (ウィリアムズ)
「今日は1回目のセーフティカー後にKERSを失い、表彰台でフィニッシュするチャンスを逃してしまった。クルマにもっと多くの力があったのは確かだ。ペースは良かったし、序盤はキミとのギャップを縮めていた。それでも、今日は多くのポイントを獲得できたし、素晴らしいレースだった。チーム内にとても高いモチベーションを感じている。これからも上位にクルマを維持する必要があるし、残り2レースを楽しみにしている」

6位 小林可夢偉 (ザウバー)
「非常に厳しいレースでしたが、チームのために8点を獲ることができて本当にうれしいです。これで残り2レースでのコンストラクターズ選手権5位争いがエキサイティングになりました。残念ながら今日のレースではクルマの100%の力を使えませんでした。ダウンシフトにトラブルがあって、KERSをきちんと充電できなかったので、KERSのフルブーストを使うことができなかったです。それ以外ではうまくいったレースでした。僕自身いいスタートが切れたし、チームも、戦略、ピットストップのタイミング、そしてピットストップの作業すべてでいい仕事をしてくれました」

7位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「僕にとっては難しいレースだった。特に予想以上にデグラデーションが多かったソフトタイヤに苦戦した。金曜日にはロングランはずっと良さそうだった。2日前と比べて何が変わってしまったのか理解しなければならない。バランスにも問題があった。高速コーナーではアンダーステア、低速コーナーはオーバーステアだった。ウェバーとの戦いは重要な瞬間だった。レースの重要な場面で多くのポジションを失ってしまったからね。彼が僕をアウト側から抜こうとしたときに接触した。その後、彼はシケインをカットしてコースに戻ってきたので、彼にヒットするのを避けるためにスピンを喫してしまった。少なくとも小林の前ではフィニッシュできたはずなので残念だ。いずれにせよ、コンストラクターズ選手権にとって重要なポイントを持ち帰れたし、マクラーレンに対するリードも広げられた。次のレースでは僕もフェルナンドがここで搭載していたテクニカルアップデートを得られるので、マシンのパフォーマンスがさらに向上させられることを願っている。でも、トラック特性がパワーバランスを変えてしまうのも事実だ。ここではレッドブル以外にマクラーレンとロータスがかなり強かったけど、他の場所でも同じようになるかはわからない」

8位 ブルーノ・セナ (ウィリアムズ)
「とてもタフな週末だったけど、最終的な風味はスイートだった。良いスタートをしてターン1のために良いポジションに自分を置けたけど、そのあと数台がもつれて、僕にヒットしてきた。再びゼロからスタートしなければならなかったけど、冷静さを保つことができた。多くのことが起こったけど、必要なときに良いペースがあったし、チームのために堅実にポイントを獲得することができた。そのために僕たちはここにいるわけだし、決して諦めなかった。オースティンとブラジルでの最後の2レースにむけて良いエネルギーとフィーリングがある」

9位 ポール・ディ・レスタ (フォース・インディア)
「かなり忙しないレースだったけど、レース展開を考えれば、ポイントを獲得できて満足している。ターン1で何が起こったのかはわからない。スタートは良かったし、ニコの前にいたけど、コーナーの出口ですぐにパンクしていることに気付いた。それで多くの順位を失ってしまったけど、1回目のセーフティカーが戦いに戻してくれた。もうピットストップせずにフィニッシュするつもりだったし、5番手までポジションを挙げていたけど、2回目のセーフティカーが入ったときにチームは新品タイヤに交換するために僕を呼び込んだ。最終段階でのペースは強かったし、トロ・ロッソ勢の前に出ることができた。でも、セナの前に出ることはできなかった。彼はマッサのDRSゾーンに入っていたので、仕掛けることができなかったし、9位を受け入れるしかなかった」

10位 ダニエル・リカルド (トロ・ロッソ)
「スタートは良かったけど、直後に事故を避けなければならなかった。最初のペースはかなり良かった。僕は大半の人と同じようにオプションを履いていたけど、プライムを履いていたシューマッハについていくことができた。でも、彼を追い越すために十分に近づくことができなかった。そのあとのプライムを履いた第2スティントでは十分に速いスピードがあると感じられなかったし、ブレーキにちょっと苦しんでいた。2回目のセーフティカーが入ったときに再びピットインしたけど、良い判断だった。最初は1ストップを考えていたんだけど、新品のオプションでよりフレッシュなタイヤだったので、終盤に良いペースを発揮することができた。10位にはかなり満足している。レース序盤はポイントを期待していなかったけど、最後まで諦めずに戦い続けた。最終ラップでシューマッハが再び迫ってきたけど、なんとか彼を抑えることができた。セーフティカー中の僕の後ろにいたベッテルの件? ミラーは見ていたし、彼がポリスチレンのボードにぶつかるのが見えたけど、何が起こっていたのかはわからない」

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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1アブダビGP