2008年 F1イギリスGP予選 ドライバーコメント
2008 FORMULA 1 Santander British Grand Prix

1位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
「先週のテストで良いペースを見つけていて、僕たちは週末ずっと本当にうまくいった。イギリスでレースをしていた時間が長かったので、F1での初めてのポールポジションをシルバーストンで獲れたことは素晴らしい気分だ。今のところ、マシンの感覚は素晴らしいよ。3回の予選セッションの全てを通して着実に改善することができたし、明日の僕たちのペースには自信があるよ」

2位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「今日は僕たちにとって本当にうまくいったし、明日のレースのために最前列を獲れたことはとても励みになる。みんなが前回のレースから本当に懸命に作業してくれた。ファクトリーも近く、素晴らしい環境だ。仕事の5パーセントはできたけど、明日僕たちには長いレースがある。後ろのフェラーリとマクラーレンにトラブルがあったとは思うけど、今のところハッピーだ。これは、今年しばらく行ってきた、素晴らしい一貫性を表しているし、チームは良い仕事をした。」

3位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
「3番手という結果は、僕たちが望んだものではない。でも、軽視はできないよ。他のドライバーがどれくらいの燃料を積んでいるか理解して、僕たちは常に明日の最終的な得点だけを考えなければならない。昨日と比べて、状況は明らかに良くなっている。僕たちは多くのマシンセットアップを行ったし、特にQ3ではバランスは悪くなかった。風が強くて、コンディションは常に変化するから、トラックを完全に理解するのは難しい。レースでは良いマシンを持っていると思うし、明日は良い結果が得られると思う。雨? 僕たちは今朝、ウェットでも競争力があることを見せた。どんな可能性にも準備はできているよ。初ポールポジションを獲得したヘイキは見事だったね。」

4位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「ヘイキ、F1初ポールッポジションおめでとう。マシンは快適だし、スポードもある。でも、Q3の最初のフライングラップでPrioryの出口で少しワイドに走行して、グラベルに出てしまった。ちょっと懸命にプッシュしすぎたのは明らかだし、前列を逃したのは残念だ。でも、明日のレースのための僕たちの戦略と雨の予報は、あらゆることを可能にするだろうし、明日ここで、母国の観客を前にレースをすることをとても楽しみにしている。」

5位 ニック・ハイドフェルド (BMW)
「5番手にかなり満足している。マニクールで始まったポジティブな傾向が続いているし、僕たちの努力と働きの成果を確認できたからね。きちんとタイヤの加熱して、それを働かせることができている。でも、僕たちはこの課題を作業し続けるつもりだ。Q2での僕とロバートの差は、たった100分の2秒だった。全体的に、マシンは金曜日より今日の方がずっと良くなっていた。でも、Q3でラップで少し違和感を感じた。だから、それが何であったか調べなければならない。明日エキサイティングなレースになると思う。雨の可能性が高いからね。」

6位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
「不安定なトラックコンディション、雨や風によって難しい予選セッションだった。でも、僕たちは最大限を出し、全体として、チームにとって満足できる結果となった。明日のレースが通常のコンディションで行われるなら、力強いヒニッシュを期待できる。レースはオープンだし、あらゆることが起こる。これからその準備をしなければならないし、良い結果を成し遂げるために、再び全力を尽くすつもりだ」

7位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
「今日の予選セッションにはとても満足している。マシンの感触は良かったし、僕たちはラップごとに改善していった。Q3の終盤ではハイドフェルドに少し苦労したけど、最後はOKだった。明日は期待できる思う。今、レースを楽しみにしているし、チームの地元で良いショーができることを期待している」

8位 セバスチャン・ベッテル (トロ・ロッソ)
「僕はBMWでインディアナポリスで予選7番手だった。でも、今日、トロ・ロッソで8番手という、今日僕たちが成し遂げたことはとても誇れるものだと思う。マシンのバランスはとても良く、このタフでチャレンジングなトラックでの僕の初のレース週末であったけど、フィーリングはとても快適だった。新車とともに正しい方向に動いているし、前進したと思う。トップ10で戦うことは楽しみだ。明日は天気がどうであっても対応できると思うから、良い状態でレースができるだろうね」

9位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「ピットストップの問題のために9番グリッドで終えたことは本当に残念だ。メカニックがリアホイイールの交換に問題を抱えて、多くの時間を失ってしまい、2回目の走行をスタートすることができなかった。ポールには十分ではなかったけど、少なくともフロントローを獲得するのに十分なタイムが出せたと思う。今日は風が強くて、マシンのバランスは昨日ほど良くなかったし、先週のテストほど速くなかった。明日は順位を上げ、良い結果を持ち帰るためにに長いレース戦うことになると思っている。簡単にはいかないだろうけどね。」

10位 ロバート・クビサ (BMW)
「困難な予選になってしまった。僕たちは最終的には正しいペースがあった。Q1は良かったし、Q2はさらに良かった。オプションタイヤでの最初のタイムはとても良かった。最後のセクターでマシンを戻すためにスピードを落としたけど、まだマクラーレンのタイムとコンマ2〜3秒以内だった。Q3では、最初のセクターではなにも問題なかったけど、そのあと、リアに金曜日に感じたのと同じ問題を感じた。これから僕たちは全てを分析し、どうなっているのか調べなければならない」

11位 デビッド・クルサード (レッドブル)
「11番手は期待はずれだ。今朝もっと走行できていたら、もっと良いカタチだったと思う。でも、僕たちはエンジンのオイル漏れの問題があって、今日Q1をドライでの知識を得るために使った。このトラックでは常にコンディションの変化が大きな要因になる。他のトラックでは、走行時間を失うことはあまり問題ではない。しかし、ここは風の影響を非常に受けるし、すべての日が異なる。現実的に僕たちはトップ10のペースがあったけど、今日はそれを1周にまとめることができなかった。ポジティブに見ると、トップ10に入らなかったことは、マシンに好きなように燃料を積める。そして、コンディションの変化が明日の要因になるだろう。」

12位 ティモ・グロック (トヨタ)
「公式練習の半分を走行できなかった、昨日の問題に引き続いて、今日も難しい一日となってしまった。多くのクルマが接戦している中で、我々は僅かに第3セッションに及ばなかった。おそらく我々が失った練習時間が影響しているんじゃないかな。それでも、午前中は結構良いペースだったから、10位以内には入れると感じていたんだ。だから、なぜうまく行かなかったのか分からない。今日の雨の後、コースはラバーが流れもう少しグリーンになった。こういうコンディションの中で、我々がタイヤを100%生かしきれたとは思えないから、多分それが今日手こずった理由だ。明日の天候を見てみないと分からないけど、レースは油断のならないものになるだろうね。」

13位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
「13番手は必ずしも満足できる結果ではないけど、プラクティスで僕たちがどれくらい苦労したかを考えると、段階をあげ、より競争的になったのは素晴らしいことだ。僕たちは正しいセットアップを見つけるのに苦労した。だからベストな妥協ができて、結果はむしろ励みになった。明日の天気がどうなるかは誰も知ることができないけど、午前中ウエットでうまくいったのは確かだし、その状況でマシンがより運転しやすいことがわかったので、明日の午後雨が降ったとしても、不満を言ったりはないよ」

14位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
「10位以内に入れなくて、また我々がこのサーキットで高い競争力を持っていると思えないのが残念だ。我々は、昨日何が起きたかは分かっているし、そういうこともあるから、昨日の事は問題ではない。 しかし、今週末はクルマのバランスに手こずった。予選は素晴らしいものではなかったし、クルマは第1セクターでボトミングが激しかった。そのせいで時間を食ってしまい、残りの走行でもリカバーすることはできなかった。 我々はクルマそのものを変えてはいないから、奇妙なことだよ。風が大きく変わるときは、正しいセットアップを見つけるのが難しいんだけれど、万一、明日が雨のレースになる場合に備えて、ウェットセットアップを選択した。今は、ただその選択がうまく行って、日曜日はより良い日になることを願っているよ。」

15位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
「僕たちにとって非常に厳しい予選だったことは明らかだ。僕はQ2に進んだけど、グリップに苦しんだ。僕たちと他チームのタイムの差はかなり大きい。僕たちはマシンと僕から何かを見つけなければならない。レースに適したベストな戦略を確認するために今夜多くの作業をしなければならない。」

16位 ルーベンス・バリチェロ (ホンダ)
「予選でもっと上位に進めなかったのは残念だが、あのポジションがドライコンディションでのポテンシャルを反映していると思う。雨が降り始めたとき、僕らは15番手以内で通過できるのではないかと思っていた。しかし、ちょうど僕が走っているところで雨が降っていて、他のドライバーがラップタイムを縮める中、16番手に落ちてしまった。最後のアタックの最終セクションでは、アンダーステアがかなり出て、ぬれた路面でタイヤにはグレイニングが生じ、タイムを縮めることができなかった。明日のレースはウエットコンディションで、エキサイティングなレースになることを期待している。トラブルに巻き込まれさえしなければ、チャンスが巡ってくるだろう。」

17位 ジェンソン•バトン (ホンダ)
「僕のホームグランプリだっただけに、今日の予選にはがっかりしている。短く、軽い雨が降ったが、そのタイミングが悪かった。完全なドライ状態でのぞんだアタックでは、ベケッツのあたりでトラフィックにつかまり、18番手だった。そこで雨が降り始めた。だから、コンディションに関係なく、セッション終了間際にタイムを出しにいかなくてはならなかった。第1セクターでタイヤ温度が十分でなかった。いつも難しいことだが、路面が滑りやすいときはなおさら難しい。若干タイムを縮めてロズベルグを抜き、17番手に上がったが、Q2に進めるほどではなかった。残念だ。しかし、マシンはドライコンディションで戦闘力に欠け、難しいレースが予想されるが、レースで順位を上げたい。特に、期待通りのウエットコンディションになれば、それが可能だと思う。」

18位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
「週末ずっと、サスペンションに問題があって、至るところで跳ねてしまい、マシンはコーナーで本当に運転することが難しかった。セッションを通して解決策を見つけようとしたけど、これまで何も作用しなかった。レースは非常にタフなものになるだろう」

19位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
「僕たちにとってかなり良い予選だった。マシンからほとんど全てを引き出すことができたと思うけど、フロントタイヤに小さなグレイニングの問題を抱えていて、わずかにタイムを失ってしまった。現在、良い傾向にあるよ。僕たちはマシンに新しいアップデートを施し、それはうまく働いた。僕たちは他のチームからそれほどは離れていない。わずかコンマ2秒さ。」

20位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
「残念なことに、セッションの間にエンジンカバーに問題を抱えていて、いくつかダウンフォースを失った。マシンの右側だったのは悪い位置だったね。僕はQ2からコンマ3秒離れていただけだ。それは考えるとあまり悪くないね。」

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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イギリスGP