F1 トルコGP 決勝:ドライバーコメント
FORMULA 1 DHL TURKISH GRAND PRIX
1位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「今日は素晴らしい結果だった。金曜に僕がチームの作業を増やしてしまったので特にね。彼らに勝利でお返しすることで、それを忘れて欲しいね。土曜の午前中が重要だった。ガレージに歩いていったら、みんなが、何も問題はない、心配するようなことは何もなかったという印象を与えてくれた。チーム全体がクルマを元に戻すためにとても一生懸命働いてくれた。あのようなときにはとても重要なことだ。チームは僕の近くにいるし、もし彼らが満足していなかったり、モチベーションが低かったりら、それが僕にも影響するし、その逆のこともありえる。だから、金曜は少し落ち込んだけど、それで立ち直ることができた。レースでは第1スティントがとても良かったし、ギャップを築くことができた。そのようなクッションは常は有利になる。終盤、2つの短いスティントを行ったけど正しい判断だったね」
2位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「2位になれてよかった。3位じゃなくて安心したよ。終盤、フェルナンドと良いバトルができた。お互いあおのようなときは、少しタイムを失ってしまうものだけど、問題はなかったし、最終的に彼を抜くことができた。1回目のピットストップは、タイムの落ち込みを心配してチームは予定よりも早く僕をピットインさせた。フェラーリも同じことを考えていたし、実際そこからは僕たち2人のレースになった。あの時点で、たくさんのピットインするという賭けに出た。セバスチャンにとっては良い勝利だったし、フェルナンドの走りも良かった。1-2はチームにとっては素晴らしい結果だ。スタートではグリップが良くなかったけど、満足してイスタンブールを去ることができる」
3位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「今回の結果には満足している。マラネロと今週末のトラックのチーム全体による3週間の激務のおかげだ。今回のグランプリは、金曜日に相当な数の問題があって適切な位置からスタートできなかったけど、そのあと僕たちは前進を遂げた。今日、トップ争いに戻れたのは素晴らしいことだ。僕たちはマレーシアと中国ですでに表彰台に近づいていたけど、今日はなんとか上がることができた。でも、これは第一歩に過ぎない。僕たちはこの方向を続けていかなければならない。今シーズンのスタートでの状態を考えれば、素晴らしい結果だ。次の3〜4レースが重要になる。99%ベッテルと戦うことはできなかったけど、残りの1%はロズベルグの後ろであまりに長くスタックしていたときに去っていった。彼を困らせて、さらにプッシュさせることはできたかもしれない。最後はウェバーが新品のタイヤセットで優位性を持っていたけど、僕には残っていなかったので、彼は僕を追い抜いた。残り11周でストップするのは変だと思ったけど、トラックにマシンを留めておくのが難しくなっていたし、すべてを損ねてしまうリスクがあった」
4位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「かなりまとめなスタートが切れたけど、オープニングラップでミスをしてしまい、ウェバーに仕掛けようといてターン3で多くの順位を失ってしまった。その瞬間、僕の午後は決まってしまった。フェルナンドとジェンソンの後ろに落ちなければ、3位に上がって2位を争えたと思う。ジェンソンとのバトルは楽しかったし、いつものようにフェアだった。でも、マシンのフロントウイング
を角度をつけ過ぎてしまい、リアタイヤを労わるのに苦労した。僕のタイヤは終わっていたし、それで4ストップ戦略に切り替えたんだ。3回目のピットストップでタイムを失ったことを考えれば、かなりリカバーできたと思う。それが僕たちの最終ポジションに大きな差を生んだとは思わないし、ウイングをいくらか削ったあとはマシンの挙動にはかなり満足できた。今日は明らかにもっと良い結果を出せたと思う。でも、4番手と6番手からスタートして、4位と6位でフィニッシュできたんだから、うまくリカバーできたと思う」
5位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスGP)
「今日の素晴らしいスタートができた。マークをオーバーテイクして、1周目には2位を走行していた。でも、第1スティントではタイヤに苦しんでいた。戦略はうまく働いていたし、適切なポジションに戻ることができたので、それなりに満足していいと思う。マクラーレン勢には、ジェンソンの前でフィニッシュできたし、ハミルトンから数秒しか離されなかったので満足している。トップとはまだギャップがあるけど、僕たちは今週末のマシン改善を続けていく。レースより予選の方が良かった理由ははっきりとはわからないけど、僕たちはそれに取り組んでいく。全体的に再び良い週末を過ごせたし、バルセロナを楽しみにしている」
6位 ジェンソン・バトン(マクラーレン)
「第1スティントは全てがとてもうまくいっていたので、こんなに後ろで終えたのは残念だ。今日は、戦略面が適切ではなかったと思う。ルイスとのバトルはとても楽しかったし、トラック上には多くの刺激があったけど、フィニッシュした位置には失望している。マシンの感覚はとても良かったけど、戦略が間違った方向に行ってしまった。おそらく大部分がスリーストッパーを狙ってレースをスタートしたと思うけど、多くが第1スティントでタイヤにダメージを負ってしまい、アプローチを変えていた。僕たちは変えなかった。みんなよりも数ラップ多く走れたし、まだタイヤはかなり良かった。でも、次の2つストップはタイヤができたことも速かったと感じたし、それには落ち込んでいる。ピットストップを十分に遅らなかった。全てのピットストップの終盤でタイヤはまだ良かったので、もっと長くステイアウトするべきだった。それによって最終スティントがかなり難しくなってしまったからね。最終スティントでは、マシンの最大限を引き出そうとしたけど、かなり厳しかった。フレッシュなタイヤと中古タイヤとではペースの差はかなり大きかったからね」
7位 ニック・ハイドフェルド (ロータス・ルノーGP)
「ポイントを獲得することは常に良いことだ。でも、9番手スタートではあったけど、今日はもっと高い位置でフィニッシュできたと思う。レースにはあまり満足していない。かなりの間トラフィックに引っかかってしまったけど、オーバーテイクは難しかったし、ヴィタリーが接触してきた。でも、ペースは良かったし、マシンにソフトタイヤを装着したレース終盤は特に良かった。戦略も正しかったと思う。全体的に、予選で高い位置を得られなかったことを考えれば、7位でフィニッシュして、チームのために6ポイント獲れたことは良いことだ」
8位 ヴィタリー・ペトロフ (ロータス・ルノーGP)
「面白いレースだったし、全チームにとって戦略的にチャレンジングだった。今日はレース序盤でのミハエルとの接触がポジションに影響を及ぼしたと思う。彼が僕のクルマにヒットしてきて、1回目のピットストップ後に遅いドライバーの後ろで引っかかってしまった。それがなければ、もっと力強いレースになっていたと思うし、前に出ることができたと思う。でも、最後にセバスチャン(ブエミ)をオーバーテイクして8位を取り戻せたことには満足している。2台がポイントを獲り、チームのために再び10ポイントを獲得できたので、ポジティブでいるべきだ」
9位 セバスチャン・ブミエ (トロ・ロッソ)
「全体的にレースにはとても満足しているし、これ以上良い結果は出せなかったと思う。でも、最後の2周で2つ順位を失ってしまったのは事実だし、それがなければ7位で終えられたかもしれない。でも、タイヤからの振動が酷くて、ステアリングホイールを持っていることさえできなかった。タイヤの摩耗によるものではなかった。以前には感じられなったことなので、何が起こっていたのか慎重に分析しなければならない。それでも素晴らしいレースだったし、多くのオーバーテイクをしてハードに戦うことができた。16番手からスタートしてポイントを獲れたのも嬉しいね。ここはピットストップでそんなにタイムが犠牲にならないことが明白だったけど、僕たちは3ストップで行くことに決めた。面白い状況だったね。僕たちはマシンの開発を続けているし、もっと多くのパーツが控えているので、今後数レースでもポイントを争っていけると期待している」
10位 小林可夢偉 (ザウバー)
「今日はとても楽しかったですね。レースを本当に楽しみました。去年のハンガリーよりもオーバーテイクが簡単に感じました。レースの前にペーター(ザウバー) に今日はポイントを獲ると約束していたんです。セバスチャン・ブエミをオーバーテイクするときに彼と接触してパンクしたため、タイムを大きくロスしたので 1ポイントしか獲れませんでした。あれがなければ7位でフィニッシュしてもっとポイントが獲れていたと思います。クルマは素晴らしかったし、チームもいい戦略を用意してくれたので、彼らに感謝したいです。最後のスティントは20周もありタイヤを労るために少し気をつけなければなりませんでしたが、それもう まくいきました」
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