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ルノーF1のテクニカルディレクターを務めるニック・チェスターは、今シーズン、フェラーリがパワーユニットに見い出したゲインに“驚いている”と語る。

フェラーリのエンジンとバッテリーは、今シーズンのF1パドックでの多くの憶測の対象となっている。実際、F1モナコGPでは、バッテリーの不正を検査するためにFIA(国際自動車連盟)が追加のセンサーを追加したほど。しかし、結果的にフェラーリのバッテリーに不正は見つからなかった。

だが、どんな理由であれ、フェラーリのパワーユニットの性能がアップしているのは確実であり、カスタマーのザウバーとハースもそれに呼応するようにコース上で改善を果たしている。

フェラーリのゲインに驚いているかと質問されたニック・チェスターは「彼らはカナダで間違いなく大きなスsテップを果たした。そうだね、我々は少し驚いていると言える」とコメント。

「いずれにしろ彼らは強力なエンジンを持っていた。だが、かなり強い」

フェラーリのゲインの一部はブロウンリアウイングから来ているのではないかとの見方に対して、ニック・チェスターは「我々はそうは認識していない。だが、他チームが何をやっているかを知るのは常に難しい」とコメント。

「ただ、パワーユニットの出力が増加しただけのように思える。彼らの直線スピードは非常に強く、クルマで懸命なリアウイングを走らせている。なので、彼らは良いパワーを持っているだけのように思う」

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム / スクーデリア・フェラーリ