ルノー F1 ロバート・クビサ
ルノーは、ロバート・クビサがF1ハンガリーGP後のテストを問題なくやり通した場合、早ければF1ベルギーGPからジョリオン・パーマーに代わってレースに起用するという“極秘プラン”を立てていると Bild が報じている。

来週のハンガリーテストで、ロバート・クビサは2011年のラリー事故以来、実に6年ぶりに競争的なセッティングでF1の舞台に帰ってくる。

2011年のプレシーズンの事故で重傷を負ったロバート・クビサは、右腕の動きが制限されたことでF1キャリアを断たれていたが、以前に行われたプライベートテストでルノーは左手だけでギアを変更できるように適応したステアリングを準備しており、F1復帰の可能性はまだ残されている。

Bild は、『ルノーの極秘プラン』として、ハンガリーテストが成功裏に終了した場合、夏休み後のF1ベルギーGPで結果が出ないジョリオン・パーマーに代えてロバート・クビサをクルマに乗せると報じた。

F1イギリスGP前には、カルロス・サインツがジョリオン・パーマーに代わってF1ハンガリーGPに参戦するという噂が流れ、ルノーは“ブダペストで彼を交代するというのは完全な憶測”であるとシートを保証したが、報じられたところでは、ルノーは今シーズンまだポイントを獲得できていないパーマーへの忍耐が尽きているという。

だが、ルノーが代わりにロバート・クビサを出走させるというリスクを冒すかどうかはまだわからない。

ロバート・クビサのハンガリーテスト起用を発表したリリースのなかで、ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは「今回のテストの後、我々はロバートが今後どんな条件でも競技に復帰できるかどうか決断するために収集したデータを慎重に分析していく」と述べている。

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム