角田裕毅 レッドブF1が再び圧力「Q3進出は期待していた」とマルコ

今季序盤にリアム・ローソンを早々に外し、より経験豊富な角田をフェルスタッペンのチームメイトに起用したレッドブルに対し、マルコは当初「フェルスタッペンにこれほど接近するペースを見せたチームメイトは稀だ」と高く評価していた。
しかしその後、82歳のマルコは「プレッシャーが増すにつれて、角田は苦戦し始めた」と述べ、イモラでの派手な横転クラッシュがその象徴だったと指摘している。
不運にも、角田裕毅のマシンにはようやくフェルスタッペンと同じ最新スペックのボディワークが投入されたばかりだった。イモラでポールポジションを獲得し優勝したフェルスタッペンが大きくタイムを伸ばした要因となったアップデートだ。
しかし、モナコでは角田裕毅はQ3進出を果たせなかった。
「裕毅のマシンがマックスと同じ仕様ではなかったのは確かだ」とマルコは述べた。「だがそれはイモラでの重大なクラッシュによるものだ」
「アップデートは2台分用意されていた。だが、彼のクラッシュで多くの新しいパーツが破壊された」とオーストリア人のマルコは続けた。「我々は彼を旧スペックに戻さざるを得なかった」
「マックスが最優先だ。この短期間では、生産量を一気に増やして2台分のパーツを確保するのは無理だ。だが、それでも我々は裕毅がQ3に進出することを期待していた」
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