レッドブル 2025年F1開幕戦に向けて「マクラーレンにコンマ2~3秒遅れ」

パドック内の一般的な見解は、マクラーレンがチームのMCL39をベンチマークパッケージとして、来週のオーストラリアでのシーズン開幕戦に臨むというものである。
マクラーレンは総合タイムシートでは直接のライバルより後ろに位置していたが、ランド・ノリスの見事なレースシミュレーションにより、現チャンピオンが優勝候補として注目された。
一方、レッドブルは、2024年にレッドブル・RB20で経験した問題に対処できたと楽観視しているものの、期待していたほど大きな進歩は遂げられなかったと認めた。
ヘルムート・マルコは、レッドブルが依然としてトップ争いで熾烈な戦いを繰り広げると信じているものの、当初の優位性はマクラーレンにあると認めている。
「私の意見では、マクラーレン、メルセデス、フェラーリ、そして我々の三つ巴か四巴の戦いになるだろう」とマルコは Sport.deに語った。
「しかし、テスト結果を見ると、マクラーレンはすでに有利なスタートを切っている。それは、ショートランとロングランの両方で当てはまった。現在の優勝候補は明らかにマクラーレンだ」
ノリスの注目のレース走行における最大の注意点は、チームがバーレーンに戻ったときに予想される気温と比較して異常な気温の中でのレースだったということだ。
しかし、マルコは、最終日にコンディションがより良くなったときには、マクラーレンが依然として競争相手に対して優位に立っていたことを強調した。
レッドブルとマクラーレンの差はどの程度だと思うかと聞かれると、マルコは「気象条件が全く通常の範囲外だったので、それがどの程度なのか正確に言うのは難しい」ちお答えた。
「寒かったし、風も強かった。雨も降っていた。水曜日だけそうだった。そのときはマクラーレンと互角だった」
「しかし、最終日の金曜日には、ロングランで2~3秒遅れだったと言えるだろう」
「さらに、マクラーレンのタイヤの摩耗も、我々のデータが示すよりもはるかに良好だった。このマシンでは、マクラーレンがどこでも優勢だ」

フェルスタッペン、レッドブルのスタートで勝利を期待せず
5年連続のタイトルを狙うマックス・フェルスタッペンは、2023年に自身が優勝したアルバート・パークでレッドブルが優勝を争うことは予想していないと示唆した。
「そこは予想していた通りだった。僕たちはただ努力を続け、向上しようと努めるだけだ」とフェルスタッペンは語った。
「メルボルンに向けて準備を整え、もう少し学んで、自分たちの位置を確認できればと思う」
「僕たちが最速になることは全く期待していないけど、同時に、全員のペースがどこにあるのかを知るのは非常に難しい。僕たちにはやるべき仕事が残っている。」
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