レッドブル
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、チーム内に不協和音はないと主張する。

イギリスGP後、チームメイトのセバスチャン・ベッテルと握手をしながらも笑顔を浮かべていないマーク・ウェバーの写真が報じられた。

しかし、クリスチャン・ホーナーは日曜の夜にチームを自宅に招待し、祝勝パーティを開いたと語った。

クリスチャン・ホーナーは、セバスチャン・ベッテル、マーク・ウェバー、そしてエイドリアン・ニュウィイとともにステージに上がり、全員で1970年代の名曲「アメリカン・パイ」をカラオケで熱唱したという。

マーク・ウェバーは、クリスチャン・ホーナーと「きちんと話をしたい」と語っていたが、クリスチャン・ホーナーは、今週後半になるまでウェバーとは話し合えないと述べた。

しかし、メディア内のえこひいきの疑いを否定ように、クリスチャン・ホーナーは、ポイント・リーダーであるウェバーはナンバー2ドライバーではないと主張した。

「次回のレースで同じことが起これば、チャンピオンシップ順位という同じ基準に基づいて、パーツはマークのマシンに装着される」

クリスチャン・ホーナーは、予選前にウェバーに「論理的な根拠」を説明しないまま、彼のマシンから新しいフロントウイングを取り外したのは間違いだったと認めた。

「セバスチャンの国籍、年齢、ルックスなどのために、一方のマシンを優遇するという考えはない」

BBCのコメンテーター、マーティン・ブランドルは、クリスチャン・ホーナーがドイツ語を話すオーナーからの命令を受けていると疑っていた。

クリスチャン・ホーナーは「そんなことは決してない。レッドブルがたくさん売れるからといってセバスチャンをえこひいきするようなプレッシャーはまったくない」と主張。

「セバスチャンにウイングを与えるという決定について、ヘルムート(・マルコ)やレッドブルの関係者とは誰とも話していない。これは純粋に技術的な決定であり、エイドリアンと話し合って決めたことだ」

また彼は、チームがガレージで荷作りをしているとき、ウェバーのメカニックがガレージのベッテル側に向かって古いフロントウイングを振って皮肉ったという報道を批判した。

「馬鹿げている。我々のメカニックは担当するマシンに関係なく仲が良い」

「もう終わったことだと信じている。わだかまりがあったとしても解消されている。我々は、今シーズンどこよりも多い5回のレースに優勝したチームとして前進する」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング