レッドブルF1代表 ルイス・ハミルトンのRB20開発への懸念に返答
マックス・フェルスタッペンが圧勝したシーズン最終戦アブダビGPの後、ハミルトンはレッドブルのペースがメルセデスにとって「間違いなく懸念材料」だと認めた。
3度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、フェラーリのシャルル・ルクレールに17.9秒差をつけて優勝し、レッドブルのRB19を駆って22戦中19勝目という記録を更新した。
「今のところ、（来年のことは）よくわからない。17秒差で勝ったレッドブルが8月からマシンを開発していないことは間違いなく懸念材料だ」とハミルトンはアブダビで9位に終わった後、Skyに語った。
「僕たちはマシンについて多くのことを学んだし、あとはチーム次第だ。彼らは自分たちが何をすべきかを理解している。僕たちがそこにたどり着けるかどうかは、これから分かることだ」
レッドブルのチーム代表であるホーナーはその後、ハミルトンの大きな懸念を裏付けるように、2024年への挑戦車であるRB20の開発を早期に開始できたことを明らかにした。
「ありがたいことにスタートするには良いベースがあった。もしRB19の開発で限られた風洞しか使えなかったとしたら、RB20の開発に大きな支障をきたしていただろうからね」とホーナーはMotorsport Magazineに語った。
「しかし、RB19には素晴らしいスタートブロックがあったので、両方のプレートを回転させながら、限られたリソースをRB20に合理的に早期に投入することができた。そのため、今年の半ばからこのクルマの開発は本当に質素だった」
来年のマシンは進化している。でも、チームは今年素晴らしい仕事をした。F1史上最も成功したクルマだ。そして、彼らは皆、それをとてもとても誇りに思うことができる」。
「来年のクルマは進化する。当然、収穫は減っていく。しかしご存知のように、チームは今年素晴らしい仕事をした。これはF1の歴史の中で最も成功したマシンだ。そして彼らは皆、それを非常に誇りに思うことができる」
カテゴリー： F1 / レッドブル・レーシング
