レッドブルF1首脳、2023年の空力テスト制限も「優れたパッケージがある」
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・レーシングが2023年にはさらに強くなるだろうと「慎重ながらも楽観視」していると語った.

レッドブル・レーシングは、2022年F1シーズンで優勢を維持し、数ラウンドを残してドライバーズチャンピオンシップとコンストラクターズチャンピオンシップの両方を獲得した。

しかし、シーズン中、FIA(国際自動車連盟)は、2021年の予算上限である1億4500万ドルに違反したとして有罪判決を下した。

その結果、700 万ドルの罰金が科せられ、コンストラクターズランキングを1位でフィニッシュしたことですでに短くなっていた空力テストの時間もさらに短縮された。

しかし、ヘルムート・マルコは、空力レギュレーションは2023年もほぼ同じままであるため、大きな課題はないと予想している。

「もちろん、我々は風洞でのこの時間短縮に説く面している。つまり、チームとして非常に効率的に作業する必要がある」とヘルムート・マルコはServusTVに語った。

「我々が試みるすべてのことはすぐに的を射なければならない」

「しかし、幸いなことに、来年の技術的な変更はそれほど大きくない。それは、我々が優れた基本パッケージを持っていることを意味する」

また、ヘルムート・マルコは、2度のF1ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンがチームに与えている影響力を称賛した。

「チームも団結しており、マックスはまだ少しずつ良くなっている。その結果、慎重ながらも楽観的に新しいシーズンに入ることができる」

「レッドブルには、ぎりぎりの瞬間までクルマを完成させないという伝統がある。しかし、車のコンセプトはすでにそこにある。実際、我々は、非常に成功した2022年マシンを土台にすることができる」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング