アンドレ・ロッテラー、レッドブルF1代表のフォーミュラE批判に反論
アンドレ・ロッテラーは、フォーミュラEには「情熱がない」「雰囲気がない」と批判したレッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーに反論した。

クリスチャン・ホーナーは、フォーミュラEについて「「電気モータースポーツは機能していないし、人々の心を掴んでいない。ノイズも情熱もない。雰囲気もない。 今では、自動車メーカーが再びチャンピオンシップから撤退するのを目にしている」とOMRのポッドキャストで語った。

2014年のF1ベルギーGPにケータハムから出場した経験のあるアンドレ・ロッテラーは、2017年に参加したフォーミュラEを際立たせるために直面している課題があることを認める。

現在、フォーミュラEは、8シーズン目を迎えており、昨年はFIA(国際自動車連盟)が世界選手権として承認し、ニック・デ・フリースが最初のワールドチャンピオンとなった。

ル・マン24時間レースで3回の優勝経験のあるアンドレ・ロッテラーは、彼が参戦する機関のなかでフォーミュラEが大きな進歩を遂げたと語る。そして、F1とフォーミュラEを比較することはできないが、クリスチャン・ホーナーがそれについて話し合うことは良いことだと考えている。

「僕状況は厳しいし、課題が非常に大きいことをすぐに理解した。チャンピオンシップには未来があり、メーカーがe-モビリティを提示するための選択肢は多くない」とアンドレ・ロッテラーはSpeedweekに語った。

「彼(ホーナー)がフォーミュラEについて話しているは、フォーミュラEが彼にとって間接的に重要であることを示しているので、誉め言葉としてとらえている。でも、それらは比較できない2つの異なる世界だ」

「それがうまくいかなかったら、フォーミュラEはそこにいなかっただろう。最初は挑戦だったけど、ステップは大きい」

「僕たちは、電気自動車がどのような性能を発揮できるかを知っている。モータースポーツでそれを組み合わせるのはクールなストーリーだ」

マクラーレンは、撤退するメルセデスのチームを引き継いで来シーズンからフォーミュラEに参加することについて、今後数か月以内に決定を下す予定であり、フォーミュラEのグリッドは元F1ドライバーで溢れている。

アンドレ・ロッテラーは、フォーミュラEのドライバーは実力でシリーズにいると強調し、F1はチームにもたらす資金がなければグリッドに到達することはできないとして、クリスチャン・ホーナーの批判に応えた。

「どちらのシリーズにも最高の才能がいる。フォーミュラEはすべて全員であり、誰もお金を持っくることはないので、平均してもっと才能がある。彼らはすべて才能を通して彼らの地位を獲得した」とアンドレ・ロッテラーは言いました。

「F1では、パッケージがなければ場所を得られないだろうドライバーがいる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / フォーミュラE