レッドブルF1、予算上限対策としてDTMチーム設立の可能性
レッドブルF1は、予算上限の対策として2021年のDTM(ドイツツーリングカー選手権)で独自のチームを立ち上げる可能性が報じられている。

レッドブルは、1月4日(月)にレッドブル・ホンダF1のリザーブドライバーを務めるアレクサンダー・アルボンとジュニアドライバーのリアム・ローソンが2021年のDTMに参戦することを発表。しかし、どのチームから出場するかはまだ明らかになっていない。

近年、DTMは衰退しており、メルセデスやアウディなどの大手自動車メーカーが撤退。そのため、GT3規則で運用されることになる。レッドブルは、そこでマシンの軽々な豊富な自動車メーカーとパートナーシップを組んで独自のチームで参戦する可能性がふわさされている。

F1チームは、2021年以降、1億4500万ドルの予算上限が導入され、トップチームは従業員を削減する必要がある。例えば、フェラーリはそのためにインディカーへの参戦を検討し、最終的にはハースF1チームに多くのスタッフを出向させることで条件をクリアさせようとしている。

レッドブルがDTMに参戦することは、その点でスタッフを異動させるためのソリューションになり得る。また、レッドブルはこれまで日本のスーパーフォーミュラでジュニアドライバーを走らせてきたが、ホンダとの提携が解消されて以降は、ヨーロッパで開催されるDTMでジュニアドライバーを育成することができる。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / DTM(ドイツツーリングカー選手権)