レッドブルF1代表 「今シーズン中のアルボンとガスリーの交代はない」
レッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、F1ベルギーGPでのピエール・ガスリーの印象的なパフォーマンスを賞賛したが、期待されている成績を残せていないアレクサンダー・アルボンをシーズンに再びガスリーと交換することはない主張した。

昨年の夏休み後にアレクサンダー・アルボンに代わってトロロッソ(アルファタウリ)に降格したピエール・ガスリーは、その後、F1ブラジルGPで2位表彰台を獲得するなど好成績を残しており、今季もチームメイトのダニール・クビアトを大きく上回っている。

F1ベルギーGPで後方から追い上げて8位でフィニッシュしたピエール・ガスリーは、セーフティカーが入らなければアレクサンダー・アルボンよりも上位でフィニッシュしていた可能性もあり、再びドライバーを交代すべきではないかとの風潮が強くなってきている。

クリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーの状態には満足しているが、レッドブルは再びドライバーを交代することで現状を変化させることは考えていないと語った。

「彼はアルファタウリの環境で彼はうまくやっていると思う」とクリスチャン・ホーナーはF1ベルギーGP後に語った。

「今年のマシンはいいマシンだと思う。時には我々のマシンよりも運転しやすいマシンだとも思うが、日曜日のアレックスのパフォーマンスは非常に好調だったと思っている」

「今日も彼は良いレースをしていた。彼の防御、追い越し、攻撃は常に強く、我々は正しい方向に進んでいると思っている。そして、ピエールがスピードを取り戻すのを見るのは良いことだと思う。それが彼がまだプログラムにいる理由でもある。しかし、我々は物事のあり方に満足している」

アレクサンダー・アルボンは、F1ベルギーGPで5位入賞を果たしたが、マックス・フェルスタッペンからはかけ離れていた。レースの大部分でルノーのダニエル・リカルドと戦ったが、勝つためのスピードを持っていなかった。

レース終盤にタイヤのデグラデーションに苦しんでいたアレクサンダー・アルボンは、最終ラップでもう一台のルノーのエステバンオコンの攻撃に屈し、6位でチェッカーフラッグで受けた。

「アレックスは最後に5位にとどまることができなかった。しかし、それでも、彼はグランプリ全体で懸命に守り、良い仕事をしたと思う」とクリスチャン・ホーナーは語った。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / ピエール・ガスリー / アレクサンダー・アルボン