レッドブルF1、ベッテルの問題を認識 「かつて同様の状況に陥った」
レッドブルF1のモタースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、現在、セバスチャン・ベッテルが陥っているのと似たような状況をレッドブル所属時代にも経験したと語る。

セバスチャン・ベッテルは、開幕5戦でチームメイトのシャルル・ルクレールの約4分の1となるわずか10ポイントしか獲得できていない。特にシルバーストンでの2連戦では大スラップに陥っているようだった。

フェラーリはF1スペインGPに先立ってセバスチャン・ベッテルに新しいシャシーを導入。FP1では復調の兆しをみせたが、FP2ではブレーキのロックアップに苦しむなど、まだ問題は完全には解決できていないようだ。

ヘルムート・マルコは、セバスチャン・ベッテルの問題はシャシーではなく、精神的な問題だと考えている。

レッドブル時代のセバスチャン・ベッテルを振り返ったヘルムート・マルコは「バルセロナとモナコの間でも似たような問題があった。セバスチャンはマシンに苦しんでいたが、何も見つからなかった」とヘルムート・マルコは RTL で語った。

「結局、シャーシに小さなヘアラインの亀裂が見つかった」

「我々がそれを変更したとき、セブの自信は回復し、状況は改善した。私はこれを技術的な問題というよりも心理的な問題として捉えている」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / セバスチャン・ベッテル