レッドブルF1 「ジャン・エリック・ベルニュの復帰はない」
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、元ジュニアドライバーであるジャン・エリック・ベルニュがフォーミュラEで成功しているとしても、レッドブルで2回目のチャンスを得ることはないと語る。

ジャン・エリック・ベルニュは、2012年から2014年までの3シーズンにわたってトロロッソでF1を戦ったが、F1シートを喪失するとともに、レッドブルのジュニアプログラムから外された。

その後、フォーミュラEに転向したジャン・エリック・ベルニュは、過去2シーズンでチャンピオンを連覇している。また、レッドブルのリザーブドライバーを務めるセバスチャン・ブエミもシーズン2のチャンピオンを獲得している。

しかし、ヘルムート・マルコは、ジャン・エリック・ベルニュのレッドブルのF1プログラムへの復帰の可能性を却下した。

「その話題は閉じられている。彼らは他の方向性や他のモータースポーツカテゴリーでキャリアを積んでいる」とヘルムート・マルコは Motorsport-Total にコメント。

「現在、ベルニュはフォーミュラEで勝っているが、必要とされる要件は我々がF1で必要としているとはまったく異なるものだ」

「彼が戻ったとしても、彼はほぼ完全なルーキーになるだろう。ピレリタイヤの特性になれるにはシーズン全体が必要となる。その理由だけでも、それはすべて過去のことだ」

「しかし、周りを見回すと、多くのジュニアが成功している。彼らは十分にお金を稼ぎ、趣味を職業に変えた。それは素晴らしいことだ」

近年、レッドブルはF1に参戦する資格を持ったジュニアドライバーが枯渇しており、2018年にはブレンドン・ハートレー、2019年にはアレクサンダー・アルボン、ダニール・クビアトを呼び戻すなど、ドライバー管理に疑問が投げかけられている。

それでも、ヘルムート・マルコは、レッドブルの基準が厳しすぎるとは考えていない。

「哲学的な観点からそれを理解する必要がある。当初、ジュニアプログラムはある種の後援だった。誰もがモータースポーツがお金のかかるものであることを知っていた。したがって、ディートリッヒ・マテリッツは主に才能をサポートして、彼らがより高いレベル昇進できるようにしたかった」

「だが、その後、我々は突然2つのF1チームができた。それで我々のアプローチは明確になった。それなりに成功した人をサポートするだけでは不十分だった。その後、我々は別の方向に進んだ。選択が厳しくなり、少なくともグランプリで勝てる可能性が必要になった」

「そのようなに批判されるポイントを完全に理解することはできない。我々は完全なシーズン、時には数年にわたって才能に資金を提供している。我々の資金がなければ、彼らはそのような位置にまったく到達しなかっただろう」

「そして、結局のところ、20人のドライバーしかF1でレースするはできない。我々はその20人が彼らのスキルだけでそこにいるわけではないことをわかっている」

「我々のプログラム出身のどれくらいのドライバーがグランプリで勝った? セバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルド、マックス・フェルスタッペンだ。表彰台に上がった人の数をすべて伝えることはできない」

「内部的に我々は非常に満足し、誇りに思っている。我々は今、他の人によって大規模にコピーされているが、私たちが達成した成功には誰も近づいていない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル / ジャン・エリック・ベルニュ