F1 レッドブル メルセデス
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1バルセロナ インシーズンテストで経験の浅いニキータ・マゼピンが水曜日のセッションで最速タイムを記録したことがメルセデス W10の優位性を示していると述べた。

ニキータ・マセピンは、初めて乗るメルセデス W10で前日にレギュラードライバーのバルテリ・ボッタスが記録したタイムからわずか0.264秒差の1分15秒775をを記録してタイムシートのトップに立った。

2018年にGP2をランキング2位で終えたニキータ・マゼピンは、今年ARTグランプリからF2に参戦しているが、3ラウンドを終えた時点で4ポイントの獲得で16位に位置している。ニキータ・マゼピンの父親でロシアの富豪であるドミトリー・マゼピンは、F1ドライバーを目指す息子のために1000万ユーロ(約12億3000万)の費用をかけてメルセデスの2016年マシンによる5回のテストセッションを予定している。

ヘルムート・マルコは「二流のF2ドライバーがメルセデスですぐに最速タイムをマークできるという事実が、メルセデスのマシンがいかに優れているかを示している」と Auto Bild にコメント。

「メルセデスがそれを隠そうとせず、マゼピンがその日のベストタイムを記録するのを妨げなかったことには驚いたし、現在、その優位性は非常に明白だ」

同じことはバーレーンでのインシーズンテストでも起こった。ジョージ・ラッセルが、同じ会場で行われたF1バーレーンGPでウィリアムズのマシンで記録したタイムよりも4秒以上速いタイムでタイムシートのトップに立っている。

今年メルセデスは開幕から5戦連続で1-2フィニッシュを達成しており、次戦モナコGPでその記録を6戦連続に伸ばすと予想されている。これまでメルセデスのマシンは低速サーキットが弱点とされてきたが、F1スペインGPの会場となったバルセロナの低速セクター3での圧倒的な速さによってその傾向は覆されたと考えられている。

昨年、レッドブルはダニエル・リカルドがF1モナコGPを制したが、ヘルムート・マルコは今年その偉業を再現するのは難しいと考えている。

「メルセデスは最長のホイールベースを備えているが、彼らの優位性はさらに大きくなっている。彼らは真のトラクション・モンスターだし、それはモナコで重要な要素だ。我々はいくつかのことを見い出してきたが、十分ではない」とヘルムート・マルコはコメント。

「フェラーリはダウンフォースとトラクションを発生させることができなければ、おそらくモナコでは6~7位がやっとだろう。彼らの弱点は前回のバルセロナでのレースではっきりした。それはモナコを最も連想させるものだった。彼らのエンジンは非常に優れているが、ダウンフォースとトラクションが極端に欠けている」

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