角田裕毅に援護射撃 RBがF1オランダGPでマイナーアップグレードを投入
角田裕毅が所属するRBのテクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、チームは夏休み後のポイント獲得を継続するために、オランダGPにマイナーアップデートを持ち込むと語った。

RBは、今シーズン最初の2戦はノーポイントに終わったが、それ以降は2戦を除いてRBはポイントを獲得しており、8月までは4戦連続でトップ10入りを果たしていた。しかし、その中ではハンガリーでのみトップ4チームに次ぐ結果を残しており、アストンマーティン、ハース、アルピーヌ、ウィリアムズが他のレースではRBを上回る結果を残している。

ジョディ・エギントンは、競争が激しいためアップグレードが必要だと述べている。

「ザントフォールトは異なる課題を提示するが、我々にはこのレースで堅実なベースラインがある。さらにいくつかのマイナーアップデートを組み合わせることで、上位を争い続けることができるだろう」とエギントンは語った。

「このサーキットは、カレンダー上の短いサーキットの中でも、さまざまなタイプのコーナーが14か所あり、短いストレートとさまざまなキャンバー、そして多くのグラベルトラップが組み合わさった、いわゆる『オールドスクール』のサーキットだ」

「予選で良い結果を残すことが、ここでは非常に重要だ。レースに関しては、今シーズンほとんどのレースでそうであったように、ポイント獲得を巡って我々の最も近いライバルたちと厳しい戦いになるだろう。そして、シーズン後半戦の非常に激しい戦いを楽しみにしている」

オランダグランプリ RB・フォーミュラワン・チーム

ザントフォールトは、ダニエル・リカルドがプラクティスでのクラッシュで手を骨折し、昨シーズン5レースの出場を逃してから1年目となるが、リカルドは当時、そのコースが自分に合っていたと語っており、復帰時にはその感覚を再現したいと願っている。

「素晴らしい夏休みだった」とリカルドは語った。「オーストラリアに戻って友人や家族に会った。充電もできたし、体調も万全だ」

「ザントフォールトに戻れるのが楽しみだ。昨年は明らかに僕の1年がひっくり返ってしまった場所だけど、オスカー(ピアストリ)との事故までは、サーキットを本当に楽しんでいたし、あそこでの車も素晴らしかった。休み前の状態を継続できると確信している。僕たちの勢いは強かったし、確実にポイント獲得を争える位置にいる」とリカルドは語った。

リカルドは直近6レース中3レースでポイントを獲得しているが、レッドブルが夏休み明けもセルジオ・ペレスとの契約を継続することを選択したため、現時点では先行きが不透明な状況にある。2025年には、リアム・ローソンが角田裕毅とともにRBのフルタイムシートの候補者となると見られている。

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カテゴリー: F1 / ビザ・キャッシュアップRB / F1オランダGP