キミ・ライコネン フェラーリ
キミ・ライコネンが、F1イタリアGPを振り返った。

キミ・ライコネン (フェラーリ)
イタリアGPに到着する前、僕は表彰台が僕たちのゴールであり、そこに到達するには100%を尽くさなけれならないだろうと言った。僕の予想は正しかった。僕たちはマシンのポテンシャルを引き出し、それを成し遂げることができた。予選はとてもうまくいった。F60のセットアップもよく、KERSは大きな助けとなった。Q3では今シーズンのベストと言えるラップができたし、とても満足だった。3番グリッドは良い結果を出すのに非常に重要だった。僕たちは多くが1ストップ戦略を選んだとわかっていた。2ストップ戦略との違いは、このトラックではかなり小さいし、KERSを使わない人たちには1ストップ戦略が有効な選択肢だった。

スタートはとても良かった。でも、ハミルトンに速さがなかったので、アクセルを戻して左に動かなければならず、2つのホイールが芝生に触れた。なんとかスーティルをパスできたし、それが表彰台を争える決定的な動きとなった。僕たちはレース全体でいかなるミスも犯さなかった。僕たちが3位を獲得したのは運だったけど、最終的には結果が大切だ。もっと良い結果は出せなかっただろうから完璧な週末だったと思う。

特に多くのフェラーリファンの前で再び表彰台を得ることができたことには本当に満足している。風になびく跳ね馬のフラッグを見れば、どれくらいそこに情熱があるか理解できる。僕にとって素晴らしい感覚だった。

ブラウンは再びタイトルを戦っているように思うし、レッドブルの状況はより厳しくなっている。ウェバーとベッテルは諦めないだろうけど、彼らが追い付くには2台のブラウンが問題を抱えること願わなければならない。僕の目標は、出来る限り多くのポイントを獲得して、チームがコンストラクターズの順位で3位をキープすることを助けることだ。

次のレースはシンガポールで行われる。昨年はフィニッシュできなかった。それでも本当に気に入っている場所だ。僕たちはモンツァと同じことをしなければならない。F60の最大限を引き出し、5回連続で表彰台を獲得することにトライする。他チームはマシンの開発を続けているけど、僕たちはこれ以上新しいものを取り入れないので、チャンピオンシップが進むほど僕たちにとって厳しくなると思う。

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カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / スクーデリア・フェラーリ