F1
レーシング・ポイントF1チームのオーナーであるローレンス・ストロールが、アストンマーティンの株式買収のための2億ポンド(約285億円)を用意していると報じられている。

昨年12月、ロンドン証券取引所で株価で下落しているアストンマーティンの買収にカナダの大富豪であるローレンス・ストロールが関心を示していると報じられた。

Bloomberg は、ローレンス・ストロールが「アストンマーティンとの詳細な議論を進めている」と報道。2億ポンド(約285億円)の出資を打診したとしている。

だが、アストンマーティンの買収に興味を示しているのはローレンス・ストロールだけではない。中国の浙江吉利控股集団(ジーリーホールディンググループ)も交渉を行っており、すでにデューデリジェンスを進めているともされている。浙江吉利控股集団はボルボの親会社であり、ダイムラーの筆頭株主でもある。

アストンマーティンは、欧州とアジアでの需要の減少により、通年の販売台数が減少していることを認めており、来年、アストンマーティンは、SUVモデルであるDBXを史上に投入したが、会社の財政状況を好転させるには強力な販売が必要となる。

アストンマーティンも資金調達について株式の買収も含めて投資家との交渉を行っていることを認めている。

昨年、アストンマーティンは「同社は、資金調達要件と様々な資金調達オプションを検討していることを確認する。また、株式投資を含む場合も含まない場合もある長期的な関係の構築に関連して、潜在的な戦略的投資家との初期段階の議論を行っている。必要に応じて、さらなる発表が行われる」と声明で述べている。

昨年ロンドンの株式市場に上場したアストンマーティンだが、その価値が低下しており、株価は発売時の19ポンドから5ポンド前後に下落し、2019年上半期で8,000万ポンドの損失を出している。

ローレインス・ストロールは、トミー・ヒルフィガー、ピエール・カルダン、ラルフローレン、アスプレイなどの投資から20億ポンドを超える資産価値があると推定されている。彼の有名な自動車のコレクションには、世界で最も価値のあるクラシックフェラーリのコレクションが含まれている。

ローレンス・ストロールがアストンマーティンの主要株主となった場合、レーシング・ポイントF1チームは完全にアストンマーティンのF1チームになる可能性があると報じられている。その際にはチームは伝統のブリティッシュ・グリーンのカラーリングを纏うことになるとされている。

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カテゴリー: F1 / レーシングポイント / アストンマーティン