ガスリー、アイルトン・セナ財団にイモラで着用したヘルメットを寄付
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2020年にF1がイモラに戻ってきたレースで、ピエール・ガスリーは、セナ家の正式な許可を受け、アイルトン・セナの象徴的なカラーリングとデザインを取り入れたトリビュートデザインのスペシャルヘルメットを着用した。
「当然ながら、アイルトンのためにこのスペシャルヘルメットを作った。子供の頃からずっとセナの大ファンだったからね」と当時ピエール・ガスリーは語っている。
「彼は僕のアイドルの一人だった。そして、僕にとってここでそれをすることは重要だった」
アイルトン・セナが、イモラで開催された1994年のF1サンマリノGPで命を落としている。彼のウィリアムズはタンブレロでコースオフし、外側のバリアにクラッシュした。
2006年以降、イモラをF1カレンダーから外れていたが、新型コロナウイルスのパンデミックに対応してF1が変更を余儀なくされたことで、2020年の急遽グランプリスケジュールに戻った。
ピエール・ガスリーは、予選で4番グリッドを獲得したが、残念ながら、決勝ではわずか8周でラジエーターの問題によってリタイアを余儀なくされた。
「リタイアは決していいことではない」とピエール・ガスリーは語った。
「でも、それがここイモラでの僕たちのホームレースだと特に難しい。トップ5の結果が出せる可能性があることを分かっていたからね」
ピエール・ガスリーは、その週末に着用した特別なトリビュートヘルメットを、ブラジルの貧しい子供たちのために資金を調達しているアイルトン・セナ財団に贈った。
ピエール・ガスリーは、昨年8月にF1スペインGPに出場して家を空けているときにノルマンディの自宅が空き巣の被害に遭い、ヘルメットやその他の記念品、貴重品などを失った。
「本当に価値観がなく、無礼で卑劣な人もいる」とピエール・ガスリーはインスタグラムに投稿し、盗難についての情報提供を呼び掛けている。
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