F1 ピエール・ガスリー「F3の事故を見てヘイローへの考え方が変わった」
トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、土曜日にモンツァで開催されたF3での衝撃的な事故を見てヘイロー(Halo)に対する考え方が変わったと語った。

F3のレース1で、アレックス・ペローニ(カンポス)はパラボリカのソーセージ縁石にとってマシンが宙を舞い、約100メートル先のタイヤバリアに着地。裏返ったマシンが最初にタイヤバリアに接触したのはヘイローであり、ペローニの頭部を衝撃から守った。

アレックス・ペローニは、歩いてメディカルカーに向かったが、のちに脳震盪と骨折と診断されてレース2を欠場している。

レース後にソーセージ縁石は撤去され、F1のフリー走行3回目が約10分間遅れることになった。

「大きなクラッシュだった。本当に衝撃だった。スタートは見ていなかったけど、彼が宙に舞ったときにちょうど見ていた」とピエール・ガスリーはコメント。

「スタッフはどのようにしてそれが起こったかを説明してくれた。見ていて恐ろしかったし、その後ペローニが元気そうに見えてうれしい。この種の事故を起こすわけにはいかないので、変える必要があるのは明らかだった」

ピエール・ガスリーは、ヘイローのファンではなかったことを認め、この事故を見てヘイローへの考え方が変わったと語った。

「ヘイローのファンではなかったと言わなければならない。その画像を見れば、ヘイローを搭載しているのは正当な理由だ。ヘイローがななければ何が起こっていたかわからないし、想像もしたくないね」

「F1カーでさえ、このような起こるとは思っていないだろう。まだ完全なクラッシュは見ていないので、正確に理解したい。僕にとっては、縁石だけであの高さまで宙を舞うなんて正気とは思えない。あのようなことが二度と起こらないようにする必要がある」

「このような縁石は他のコースにもいくつかあると思うけど、何らかの理由でこのような事故は一度も起きなかった。それは本当に奇妙だし、同時にとても怖かった」



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