F1 ピエール・ガスリー レッドブル・ホンダ
レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、新しいタイヤウォーマーの温度制限によって、今後、気温の低いサーキットでのレースではピットアウト後により苦労することになると考えている。

2019年からタイアウォーマーでリアタイヤを加熱させることできる最高温度は100℃から80℃に下げられた。冬季テストではその変更にドライバーが苦戦しており、アウトラップに苦労する姿は開幕戦オーストラリアGPでも見られた。

アウトラップでダニール・クビアトに抜かれてポイント獲得のチャンスを逃したピエール・ガスリーは、タイヤが冷えていたことが原因だったかの質問に「そうだね、基本的にターン1のブレーキングで感じたし、ほぼロックアップしていた」と Autosport にコメント。

「それからターン3に入ってブレーキを遅らせようとしたて、フロントを少しロックさせてしまった。クビアトは暖かいタイヤが役に立ったと思う」
オーストラリアは暖かい気候に恵まれたにも関わらず、数名のドライバーが苦戦していたことから、ピエール・ガスリーは気温の低い場所では特にトリッキーなことになるだろうと語る。

「明らかに影響がありますし、ピットから出た最初の2~3コーナーはかなり滑りやすく感じるだろう。オーストラリアはもっと暑かったにも関わらず、そこが少し難しかくさせていたと思う。気温の低いコンディションでは簡単にいかなかないだろう」

ハースF1チームのケビン・マグヌッセンも新しいタイヤ温度制限によって追加のチャレンジを感じたと語る。

「そうだね、ピットアウト直後のリアはかなりトリッキーだ」とケビン・マグヌッセンはコメント。

しかし、すべてのドライバーが大きな影響を与えたと確信しているわけえはない。メルセデスのルイスハミルトンはアウトラップでそれほど悪くは感じなかったと語る。

「アウトラップは問題なかった。タイヤは全体的にその分野では非常にうまく機能している。おそらく過去のブランケット温度があまりに高すぎたんだと思う」

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カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / レッドブル・レーシング