ピエール・ガスリー、入賞が幻に「馬鹿げたペナルティ」 / F1イギリスGP
トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1イギリスGPの決勝で終盤のバトルを制し10位フィニッシュするもペナルティーによりレース後に13位に降格。ポイント獲得はならなかった。
7列目14番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、スタート直後に起きた混乱を避けきって12番手にポジションを上げる。
その後、上位車のピットインやアクシデントで、20周目にガスリーもタイヤ交換のためピットイン。ソフトタイヤからミディアムタイヤに履き替え、14番手でレースに復帰する。
上位車のピットインで12番手となったレース後半、他車のアクシデントでセーフティーカーが導入され、レースが大きく動く。セーフティカー導入と同時にピットインしたガスリーは中古のソフトタイヤに替え、追い上げ態勢に。多くのマシンがピットインし、セーフティカーが解除された時点でガスリーは13番手。4周後、セーフティカー明けとともに上位車2台が接触し、再びセーフティカーが導入されると、この時点でガスリーは11番手までポジションアップを果す。
その3周後にレースは再開され、レース終盤、ポイントをかけた激しい接近戦が展開される。残り3周となった50周目、ピエール・ガスリーは激しいバトルの末にセルジオ・ペレス(フォース・インディア)をパスして入賞圏内に入ると、その後も2周にわたる激しいポジション争いを見事に戦い抜き、10番手を守ったままチェッカーフラッグを受けた。
しかし、オーバーテイク時のアクションに関してレース後に審議が行われた結果、ガスリーに5秒のペナルティー加算の裁定が下され、最終結果は13位というかたちになった。
10位でフィニッシュしたレース直後、ピエール・ガスリーは「再びポイントを獲得することができて、本当に嬉しい」とコメント。
「パフォーマンス面での試行錯誤だけでなくアクシデントもあったので、このサーキットではレースでも苦戦すると思っていた」
「レースの終了間際には、セルジオ・ペレスと激しいポジション争いを展開した。最後のシケインでオーバーテイクするチャンスがあり、かなりギリギリで車体も少し接触したけど、最終的にはうまくパスすることができた」
「イギリスでの週末はチームにとってかなりタフなもので、エンジニアたちも懸命に作業してくれていたので、ポイントを獲得できたことはチームへの最大の恩返しになった。マシンの手応えは今日もよかった。ドイツでのレースも楽しみにしています」
しかし、レース後に5秒加算ペナルティを科せられて13位への降格が決定するとピエール・ガスリーは自身の公式Twitterで失望を口にしている。
「5秒ペナルティ、最悪だ・・・」だとピエール・ガスリーはコメント。
「毎週末、接触があってもお咎めなしだったし、それもレースの一部でだからこそエキサイティングなんだけどね!」
「接戦だったし、楽しかった。こんな馬鹿げたペナルティなんてやめて、僕たちにレースさせてほしいね! これからも頑張るよ」
5秒加算ペナルティに関してスチュワードは「ガスリーの動きは基本的に妥当だと考えており、うまく競いながら追い抜こうとしていた。ペレスはその間、十分なスペースを残していた。しかし、ガスリーはターン16のエイペックスにあるソーセージカーブに触れており、それがペレスとの接触を引き起こした。この結果、ペレスはターン17の手前で左に向かってコース外に押し出され、ターン17およびターン18を通しての競争において深刻な妥協を強いられることとなった。結果、ガスリーはペレスを追い抜くことができた。接触は軽かったものの、追い抜きに直接繋がっていることから、スチュワードは全責任あるいは大部分の責任がガスリーにあると判断した」と説明している。
関連:【動画】 ピエール・ガスリーとセルジオ・ペレスの接触
カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー
7列目14番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、スタート直後に起きた混乱を避けきって12番手にポジションを上げる。
その後、上位車のピットインやアクシデントで、20周目にガスリーもタイヤ交換のためピットイン。ソフトタイヤからミディアムタイヤに履き替え、14番手でレースに復帰する。
上位車のピットインで12番手となったレース後半、他車のアクシデントでセーフティーカーが導入され、レースが大きく動く。セーフティカー導入と同時にピットインしたガスリーは中古のソフトタイヤに替え、追い上げ態勢に。多くのマシンがピットインし、セーフティカーが解除された時点でガスリーは13番手。4周後、セーフティカー明けとともに上位車2台が接触し、再びセーフティカーが導入されると、この時点でガスリーは11番手までポジションアップを果す。
その3周後にレースは再開され、レース終盤、ポイントをかけた激しい接近戦が展開される。残り3周となった50周目、ピエール・ガスリーは激しいバトルの末にセルジオ・ペレス(フォース・インディア)をパスして入賞圏内に入ると、その後も2周にわたる激しいポジション争いを見事に戦い抜き、10番手を守ったままチェッカーフラッグを受けた。
しかし、オーバーテイク時のアクションに関してレース後に審議が行われた結果、ガスリーに5秒のペナルティー加算の裁定が下され、最終結果は13位というかたちになった。
10位でフィニッシュしたレース直後、ピエール・ガスリーは「再びポイントを獲得することができて、本当に嬉しい」とコメント。
「パフォーマンス面での試行錯誤だけでなくアクシデントもあったので、このサーキットではレースでも苦戦すると思っていた」
「レースの終了間際には、セルジオ・ペレスと激しいポジション争いを展開した。最後のシケインでオーバーテイクするチャンスがあり、かなりギリギリで車体も少し接触したけど、最終的にはうまくパスすることができた」
「イギリスでの週末はチームにとってかなりタフなもので、エンジニアたちも懸命に作業してくれていたので、ポイントを獲得できたことはチームへの最大の恩返しになった。マシンの手応えは今日もよかった。ドイツでのレースも楽しみにしています」
しかし、レース後に5秒加算ペナルティを科せられて13位への降格が決定するとピエール・ガスリーは自身の公式Twitterで失望を口にしている。
「5秒ペナルティ、最悪だ・・・」だとピエール・ガスリーはコメント。
「毎週末、接触があってもお咎めなしだったし、それもレースの一部でだからこそエキサイティングなんだけどね!」
「接戦だったし、楽しかった。こんな馬鹿げたペナルティなんてやめて、僕たちにレースさせてほしいね! これからも頑張るよ」
5秒加算ペナルティに関してスチュワードは「ガスリーの動きは基本的に妥当だと考えており、うまく競いながら追い抜こうとしていた。ペレスはその間、十分なスペースを残していた。しかし、ガスリーはターン16のエイペックスにあるソーセージカーブに触れており、それがペレスとの接触を引き起こした。この結果、ペレスはターン17の手前で左に向かってコース外に押し出され、ターン17およびターン18を通しての競争において深刻な妥協を強いられることとなった。結果、ガスリーはペレスを追い抜くことができた。接触は軽かったものの、追い抜きに直接繋がっていることから、スチュワードは全責任あるいは大部分の責任がガスリーにあると判断した」と説明している。
関連:【動画】 ピエール・ガスリーとセルジオ・ペレスの接触
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