F1 トロロッソ ホンダF1 2018年のF1世界選手権 本田技研工業
トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、ホンダのF1パワーユニットの信頼性は“本当にポジティブ”だと語った。

先週の1回目のプレシーズンテストではホンダの新型F1パワーユニット『RA618H』を搭載したトロロッソ・ホンダ STR13で全ドライバーのなかで最多となる229周を走破したピエール・ガスリー。

第2回目のテスト初日となった6日(火)には、午前中に53周を走行するも、ブレーキシステムにトラブルが発生したことで走ることができなかった。それでも、ホンダのF1パワーユニットはこれまでトラブルフリーで走行しており、ピエール・ガスリーはトップから0.577秒差の5番手タイムとなる1分20秒773を記録している。

ホンダのF1パワーユニットの信頼性に驚いているかと質問されたピエール・ガスリーは「ここまでは本当にポジティブだと言わなければならない」とコメント。

「信頼性という点ではひとつも問題は発生していない。これは本当にポジティブなことだ」

「パフォーマンスと言う点ではまだ話すのは時期尚早だ。僕たちは予選モードで走行していないし、去年と比較するのは難しいからね」

「でも、現時点で僕たちに唯一必要なことはメルボルンまでにできる限り多くのテストをするために信頼性のあるエンジンを得ることだ。それが今の僕たちの立場だ。今のところ僕たちはは本当に満足している」

午前中しか走行できなかった理由について質問されたピエール・ガスリーは「午前中はうまくいっていたけど、ブレーキシステムに小さなトラブルがあって多くの時間が犠牲になってしまった。それで走行できなかったんだ」と答えた。

「残念だけど、それもテストの一部だし、今後2日間では全てをまとめられることを願っている」

「もう少し早く修復できると思っていたけど、最終的にそれは可能ではなかったし、午後を丸々失ってしまった。それは理想的ではない。でも、それもテストの一部だ。最後の3日間ではもう問題が起こらないことを確実にする必要がある」

「午前中のクルマには本当に満足していた。先週と比較してチームは良い改善を果たしている。彼らは最初のテストの4日間で何が起こっていたかを理解するために本当に懸命に仕事をしていたし、いくつかのことに変更を施した」

「もちろん、他と比較するのはまだ早すぎるけど、5番手タイムを記録できるのはいつだって嬉しいことだ。そこは今日のポジティブな部分だ」

「僕たちは正しい方向に進んでいる。タイヤやセットアップなど、まだ理解する必要のあることはたくさんある。改善しなければならないエリアはまだたくさんあるけど、僕たちは正しい方向に進んでいると思う」

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