ナイジェル・マンセル 「今のF1に1980~90年代ほどの激しさはない」
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ナイジェル・マンセルは「F1をリスペクトしていないわけではないが、競争の激しさは80年代や90年代のようなものではない。我々はグリッドに26台のクルマを見たい。才能はあっても行き場のないF1ドライバー予備軍がたくさんいる」とインタビューでコメント。
「長年、怪我をしてF1を後にするドライバーや交代させられたドライバーがいた。毎年、新しい血が入ってきて、乗り込むためのクルマがあった。今は枯渇している」
「FIAは安全に関して素晴らしい仕事をしているし、マニュファクチャラーはクルマをより安全にするために密接に働いている。ドライバーはほぼ2倍のキャリアスパンとなっている。彼らにとってそれは良いことではあるが、F1に入ることを待っているドライバーには決してチャンスはやってこない」
ナイジェル・マンセルがF1デビューした1980年のオーストラリアGPから最後のレースとなった1995年のスペインGPまでの間、レース週末やテストの間に6名のドライバーが命を落としている。
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