F1ボス 「ニキータ・マゼピンは行動する前に100回考える必要がある」
ニキータ・マゼピンは、F1ドライバーとなった今、何か行動する前に“100回”考える必要があるとF1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは警告する。

今年、ハースF1チームからF1デビューするニキータ・マゼピンは、昨年12月に自身のInstagramにクルマの後部座席に座る女性の胸をまさぐる動画を投稿。すぐに動画を削除したものの、ソーシャルメディアで拡散して大炎上。ハースF1に解雇を求める運動に発展した。

しかし、F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、ニキータ・マゼピンのスーパーライセンスが剥奪されることはないと断言する。

「彼はF1でドライブする」とステファノ・ドメニカリはニキータ・マゼピンについて語った。彼の父親で億万長者のドミトリー・パゼピンの会社ウラルカリはハースF1チームの新しいタイトルスポンサーとして息子のチームをサポートする。

「彼がしたことは容認できないが、彼は自分の行動について公式に謝罪しました」

しかし、FIAのジャン・トッド会長と同様に、ステファノ・ドメニカリも、ニキータ・マゼピンは自分がF1ドライバーであることを自覚しなければならず、これが最初で最後の警告になる可能性があると語る。

「1つのことを心に留めておくことが重要だ。F1でドライブする場合、自分が信じられないほどのプラットフォームの大使であることを認識しなければならない」とステファノ・ドメニカリは語った。

「それに対して大きな責任があります。何かをする前に100回考える必要がある。それは我々にドライバーが我々の価値観を表していると言う機会を与えている」

「彼はそれを理解したと思う。今、彼は行動を起こし、彼が教訓を学んだことを示さなければならない」

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カテゴリー: F1 / ニキータ・マゼピン / ハースF1チーム