【動画】 2020年 F1サヒールGP 予選 ハイライト
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今季10回のポールポジションを獲得している王者ルイス・ハミルトンが新型コロナウイルス感染で不在のF1サヒールGP。ポールポジションを獲得したのはメルセデスF1のバルテリ・ボッタス。
初日のフリー走行では“新しい”チームメイトであるジョージ・ラッセルに両方のセッションで上回られたバルテリ・ボッタスだが、土曜日にはしっかりと修正。F1史上最速となる53秒377という記録を樹立し、F1エミリア・ロマーニャGP以来となる今季5回目、通算16回目のポールポジションを獲得した。
2番手はジョージ・ラッセル。自己ベストとなる2番グリッドを獲得した。バルテリ・ボッタスとの差はわずか0.026秒。F1デビュー以来、予選でチームメイトに負けたことがなかったラッセルだが、その記録は37戦で途切れることになった(歴代3位)。メルセデスの2台がフロントローを独占するのは今季12回目。トップ10のなかでメルセデスだけがミディアムでレースをスタートする。
3番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。トップとの差は0.056秒とこちらも僅差。フェルスタッペンはQ2でソフトでタイムを出したため、決勝は前に2台とは異なりソフトでのスタートとなる。
4番手はフェラーリのシャルル・ルクレール。FP3までは苦戦していたフェラーリだが、予選では好パフォーマンスをみせた。Q3では新品のソフトが残っていなったため、序盤に1回のアタックだけで終了したがそれでも4番グリッドを獲得した。
5番手はレーシング・ポイントのセルジオ・ペレス。そして、6番手には今季自己ベストとなるアルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトが続いた。ホンダF1勢は好調でチームメイトのピエール・ガスリーも9番グリッドを獲得。しかし、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンはQ2敗退を喫して12番手で予選を終えている。
代役として今大会でF1デビューを果たしたジャック・エイトケン(ウィリアムズ)とピエトロ・フィッティパルディ(ハース)は、Q1で敗退し、18番手と20番手で予選を終えた。フィッティパルディはエンジン交換によるペナルティが確定している。
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